新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、全国のほとんどの学校が休校を実施して1週間がすぎました。夏休みなどの長期休暇のように遊びに出かけることもできず、子どもの口から「つまんない」という声も聞こえ始め、先が見えない状況に保護者も頭を悩ませています。そんななか、「学校が休みで退屈している息子にじぃじが折り紙で延べ20時間かけて万華鏡を作ってくれました。」と大作の折り紙を動かす動画がツイートされ、10.7万リツイートと45.7万いいねがつき、570.3万回再生され話題になりました。
「愛ですね 本当に素晴らしいです」「芸術レベル」「凄技!! グラデーションもキレイですね」「こういう時だからこそ、じぃじばぁばぁ達が小さい頃の遊びを教えてあげたらいいね」「じいちゃんめっちゃいい人なんだろうな」「はいー!神じいじ確定」とスゴすぎる出来栄えと、じぃじの愛にみなさん感動した様子。作ってみたいという人も多く、ツイートしたmizukyouka(@mizukyouka)さんが「作り方なんですが、「折り紙、万華鏡」で調べるとYouTubeに出てきます。」とコメントしています。じぃじもYouTubeで作り方を調べて作ってくれたそうです。
万華鏡という名のこちらの作品は、じゃばら状に丸くつなげた折り紙を真ん中から外に返していくことができるもので、折り紙の色や表情の変化が楽しめます。動画の万華鏡はなんと208枚もの折り紙が使われているそうです。mizukyoukaさんに聞きました。
──おじいさま、手先が器用なんですね! これまでもいろいろ作られているんですか?
物作りは好きですね。小学生以下の孫にミニ四駆やガンダムのプラモデルを作っていました。
──息子さんが万華鏡折り紙をもらった時はどんな様子でしたか?
「スゴイ!」と言って、黙々と動かしていました。
──万華鏡折り紙をお孫さん全員につくられるということでしたが、全部で何個作る予定なのでしょう?
とりあえず試作品と子ども3家族分の計4個は制作済みです。あと、さらに3個作る予定だそうです。
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どんな感じなのか、筆者も作ってみることにしたのですが、家にある折り紙でとりあえずスタートしたために枚数がまったく足りないという情けない結果に・・・スミマセン。パーツはシンプルな折り方なので、ある程度折り紙が折れる子なら一緒に作ることができそうです。じぃじのように色がはっきり異なる8色をそろえると、動かしたときの変化がキレイ。合計200枚以上の折り紙を用意して、学校がお休み中にトライしてみてはいかがですか?