スターバックス コーヒー ジャパンは、12日発売の新作「春空 ミルクコーヒー フラペチーノ」について、提供方法を変更すると発表した。ミルクコーヒーの中に入っている〝隠れたボール〟を割ることで、味が変化する商品。しかし、SNS上では「硬すぎて紙ストローで割れない」などの苦情が続出していた。
「春空 ミルクコーヒー フラペチーノ」はそのまま飲むと、ミルクコーヒーのまろやかな甘みを感じられる商品。隠れたストロベリーボールを割ると、甘酸っぱいストロベリーソースが広がり、ストロベリー風味のミルクコーヒーへと変化する。
しかし発売後、「紙ストローで割れるわけない。歯で割るのも固いなと思ったのに」「ストローでは割れないから家でフォークで割りました」「割れなくて最後にチョコレートボールだけ残った」などの声が上がっていた。
同社は「お客様から『ストロベリーボールが割りにくい』とのご指摘を受け、提供方法を変更することといたしました」と説明し、変更後は、ストロベリーボールに割れ目を入れた状態で提供することを報告。「お受け取り後、ストローで押しつぶして、よく混ぜてお楽しみください。ストロベリーボールの一部が飲み終わりまで残る場合がありますが、そのまま美味しく召し上がれます」とした。
また、ストロベリーボールは冷えると固くなりやすくなるため、受け取り後すぐにボールを砕き、よくかき混ぜることを勧めた。
最後に「お客様にはご不便をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。「皆様のご意見に感謝し、心地よいひとときをお届けできるよう、これからもお客様のお声に耳を傾けてまいります。今後とも変わらぬご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」とした。