大東建託株式会社は、栃木県の自治体を対象にした「街の住みここち2022ランキング<栃木県版>」をこのほど発表しました。栃木県居住の20歳以上の男女8080人を対象に聞いた調査で、住みここち1位の街には「下都賀郡壬生町」が選ばれました。
栃木県に居住する人に、今住んでいる街(自治体)について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など8つの項目について評価してもらって作成したランキングで、2019~2022年の4年にわたって集めた回答を集計しており、回答者が50人以上の自治体がランキング対象となっているそうです。
栃木県の住みここちの良い街の1位には、昨年4位だった「下都賀郡壬生町」が選ばれました。下都賀郡壬生町は、宇都宮市に隣接するベッドタウンで、県内で最も人口の多い町です。かつておもちゃ工場を誘致した際に工業団地を開発し、それに伴い周辺は道路や住宅が整備されました。町内には、「おもちゃのまち」という地名もあるそうです。
以下、2位には昨年1位だった「宇都宮市」、3位には2年連続で「下野市」、4位は昨年5位だった「小山市」、5位は昨年の6位から「那須塩原市」がそれぞれランクインしたそうです。
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なお、住みここちの良い街について「生活利便性」「交通利便性」「行政サービス」など、住みここちに関わる8つの因子別のランキングは以下のようになりました。
▽「生活利便性」1位:宇都宮市
▽「交通利便性」1位:下野市
▽「行政サービス」1位:下野市
▽「親しみやすさ」1位:下野市
▽「防災」1位:下都賀郡壬生町
▽「静かさ治安」2位:那須郡那須町
▽「物価・家賃」1位:下都賀郡壬生町
▽「自然・観光」1位:那須郡那須町
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また、今回の調査では、2022年のみの回答(2884人)を集計した、栃木県居住者の「住みたい街ランキング」もあわせて発表されています。
栃木県の住みたい街(自治体)の1位には、今年から全国の自治体を対象とした結果、「東京23区」が選ばれました。2位には昨年1位だった「宇都宮市」がランクイン。3位「さいたま市」、4位「横浜市」はいずれも県外からのランクインとなり、5位には昨年2位だった「小山市」がランクインしたそうです。なお、「住みたい街が特にない」の57.9%、「今住んでいる街に住み続けたい」の16.5%の合計が74.4%で、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっていたといいます。
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【出典】
▽いい部屋ネット 街の住みここちランキング2022<栃木県版>