「これ分かる人
ギリ同い年」
懐かしのおはじきの知育玩具がSNS上で大きな注目を集めている。
赤、黄、緑…このいろとりどりのプラスチック製おはじきは「さんすうせっと」などと呼ばれ、小学校低学年向けに学校教材として使用された知育玩具の一つ。
数を数えるのに使ったり積み重ねて遊ぶことで数字の概念を学ぶためのものだが、使った年代によって仕様が少しずつ違っているらしい。このおはじきを紹介した小野寺さん(@GzsRe)の投稿に対しSNSユーザー達からは
「すごい、ここで拝見しなければきっと一生思い出さなかったものです。懐かしい」
「お道具箱が茶色の紙製か紙製で絵があるか、プラスチック製かでも年代がわかれますよね」
「母が一つ一つ名前を平仮名で書いてくれて……。
あまり使わなかったのに……あの苦労は一体……
お母さん有難う!のセットのほんの一部分ですね。」
「小1ながら、一つ一つ名前書いてみんなが毎年購入せねばならぬ点に無駄と疑問を感じ、学校備品として代々丁寧に使い回せばいいのにぃ〜、と思った「さんすうセット」!」
「今の算数セットのおはじきは、磁石がついています。形も最近では五角形に変わっている物も。」
など数々のコメントが寄せられている。
小野寺さんにお話をうかがってみた。
――懐かしいおはじきですね。コメントにもありましたが、小野寺さんの投稿を見なければ存在すら忘れ去るところでした…小野寺さんのお歳は?
小野寺:平成3年生まれです。
――僕は昭和59年生まれですがほとんど同じ仕様だったと思います。今回のご投稿のきっかけをお聞かせください。
小野寺:「有吉の壁」を見ていると、リストバンド、謎解き手帳、竜の剣と言った懐かしいワードが出てきました。それで、小学生時代によく使った物で共感してもらえる人がいるんじゃないかと思いこのおはじきを投稿しました。
――このおはじきに関する子供の頃の思い出はありますか?
小野寺:幼稚園から小学校に上がる際、夕方保護者と算数道具を一緒に持って帰った記憶があります。おはじき自体の思い出と言うよりは、その頃にやったお楽しみ会や朝の会、帰りにやった魔法ごっこと言った昔の出来事を思い起こしました。
――今回のご投稿への反響についてご感想をお聞かせください。
小野寺:驚きはしましたが何か自分に直接関係あるバズりではなかったので微妙な思いもあります…。ただ、みなさんのさまざまな意見を聞く事ができたのは面白かったです。
◇ ◇
読者のみなさんは小学生の頃このおはじきを使っただろうか?それはどんな仕様だっただろうか?普段なかなか振り返ることのないことだが、こういう機会に思い返せばおはじきを通して幼い日の自分の姿を再発見できるかもしれない。
小野寺さん関連情報
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