「朝からお店の前に捨て猫」保護猫カフェに段ボール箱が 薬や猫用品、手紙を添えて…「しかも病気は酷すぎる」「飼うのが無理なら相談を」

渡辺 晴子 渡辺 晴子

「朝からお店の前に捨て猫ですか。
捨てた人間は絶対特定してやるので覚悟してくださいね」

今月5日、愛知県豊川市の保護猫カフェ「tormenta」の前に段ボールごと猫が遺棄されていたことが分かりました。

「tormenta」さん(@neko_tormenta)がX(旧Twitter)で報告。同日午前9時頃、段ボール4箱を発見し、そのうちの1つを開けたら猫が入っていたとのこと。残りの3箱は手を付けずにすぐに警察を呼びました。

「猫は段ボール箱に洗濯ネットに入ったまま入れられていました。残りの3箱を、駆け付けた警察の方とともに検分。餌や薬、水皿、餌皿など使っていた猫用品、そして手紙がありました。手紙には高齢の方が書いたのか取り留めのない文章で…尿路結石の持病持ち、この餌のみ使ってほしい、猫の名前、年齢などが記入されていました。薬は解熱剤と書かれていて。お金も入っていましたが、警察に全て証拠品としてお渡し済みです」

手紙の内容や薬の袋からカフェ店主、SNSで情報を呼び掛け

手紙によると、猫の名前は三毛猫のミケちゃん。体重は5キロ程度、尿路結石の持病がありで避妊済み。遺棄したとみられる人物が「昨年の8月から飼い始めた」とも記されていたとのこと。「tormenta」さんは、手紙の内容や薬の袋などから遺棄をした人物を特定できると思い、今回情報を求めるためXを通じて呼び掛けたといいます。投稿には、手掛かりとなるような情報やさまざまな意見のコメントなどが相次ぎました。

「遺棄はダメだわ」
「まさかの大人の猫ちゃん、、しかもご病気。。酷すぎる」
「当店でも、店の前に子猫6匹を箱に入れて置かれたり、13歳の猫をやむなく預かった所相手に夜逃げされたりと散々です。(当店はそもそも保護猫カフェでは無いです)
どうしても飼うのが無理なら、そう言う事をする前にとりあえず相談だけでもしてくれればと何時も思います」
「託すにしても直接頭下げにきて欲しかった。こんな丸投げじゃ猫ちゃんが可哀想すぎる。もう二度と生き物を飼って欲しくないし、この子達には幸せになって欲しい」
「猫1匹で他の箱は猫グッズか……痩せてもいないし たぶん愛してたんだろうと思う 相談しても無理ですって言われるからやむを得ずやったんやろな アカンことではあるけど」

また、遺棄をした人物に対して「まずは話しをしたい」という「tormenta」さん。「動物の遺棄は1年以内の懲役もしくは100万円以下の罰金刑が課せられる犯罪です。目星はもうついてるので警察の方から連絡が行く前に自首をお勧めします」と訴えています。

保護猫カフェ「tormenta」ホームページ

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