今月9日に千葉県に上陸した台風15号。まだ停電が解消しない地域もあり、どんなに大変な生活をされているか…。一刻も早い復旧を本当に願うばかりです。
首都圏もJRや私鉄の計画運休や、再開の遅れでの大混乱が報じられていました。昨年は大阪が台風21号で大きな被害を受け、私も品川駅で足止めを食らいました。当時は駅員さんの説明を聞いてスッと引き下がっていた東京の人を見て「やっぱり大阪人とは違うな~(笑)」なんて思っていましたが、ここまで“当事者”となるとそうもいきません。
運転再開を知った人が駅に押しかけ、電車も殺人的な混み具合。喧嘩も起きたと聞きます。私の友人も、最寄り駅のホームで3時間電車を待ち、昼過ぎにようやく会社に着くと、自分を含め数人しかいなかった…とぼやいていました。企業も普段「働き方改革」とあんなに叫んでいるのに。この状況に気付いたならもっと早く在宅勤務などの対処をすれば良かったのではないですか。これは終わりじゃない。始まりだと思います。
地球温暖化が進み、最近では夕立の降り方もまるで熱帯地方のスコールのよう。降水確率0%なんてもう信じられない。傘なんてあっても意味がないほどです。集中豪雨がいたるところで起き、台風の勢力も増して、鉄柱だってコンクリートで基礎をガッチリ固めていても倒れてしまう。これが天災なのか人災なのか議論を呼ぶでしょう。送電線がやられてしまえば、簡単に直す事もできない。風対策は今後もっと必要。
南海トラフ地震も近い将来必ず起こるといわれている事もあり、私も取りあえず3日間しのげるように簡易トイレと水、水のろ過装置、ランタン、携帯電話の充電器などを準備していますが、今年は新しく電池式の携帯扇風機を購入。流行っていて百均にもありますし、絶対あって損はないと思うんです。
災害は冬に来るとは限りません。千葉では電気が止まり、痛ましい事に熱中症で亡くなった方もおられました。でもいわゆる防災グッズに「涼」を取る物はほとんどないし、例えば冷蔵庫が止まったら何から食べるか…。嵐が過ぎてやれやれ…ではなく、働き方も含め、いざというとき使える制度や物、知識を早く整えておく大切さをひしひしと感じます。
というわけで、携帯扇風機、お薦めです!