北海道地震、大阪北部地震、台風21号…今年は日本全国で災害が続発。被災地の役に立ちたいけど、実際どうすればいいか分からない方も多いでしょう。そこで、ほぼ“初心者”の状態で参加したボランティア活動の様子をリポート。「ひょうごボランタリープラザ」が実施した災害ボランティアバスに申し込み、西日本豪雨で被害を受けた岡山県倉敷市へ向かいました。
ボランティアに保険加入は必須
6時20分 JR神戸駅前に集合。ビブスを受け取り、朝礼を終えてバスで出発。車内で主催者が用意した共済保険に加入。参加者全員が自己紹介。
9時30分 倉敷市に到着。学校がボランティアセンターになっており、そこからもう一度バスに乗って「サテライト」と呼ばれる作業拠点へ移動。そして自分の担当場所へ。
10時30分 活動開始。作業内容は民家の泥出し。熱中症予防のため15分活動して15分の休憩。タイムキーパーがキッチリとペースを守らせる。お昼ごろに40分ほどの昼食休憩。持参したおにぎりとグレープフルーツを食べた。
14時30分 活動終了。暑さが考慮されて比較的短めの時間に。バスで学校に戻って飲み物をいただき、片付けなどに取りかかる。
16時00分 バスで市内の入浴施設へ。5分ほどで“スーパー銭湯”に到着。汗を流し、着替え。入浴後に休憩所で参加者同士が談笑する光景も。
18時00分 神戸に向けて出発。途中でバスは吉備SAに立ち寄る。「被災地応援のため、お土産を買いましょう」の呼びかけもあり、ぶどうと地元の銘菓を購入した。
20時30分 神戸駅に到着して解散。
ここからは参加して感じたことをお伝えします。まず、絶対に必要なのが「保険加入」。今回は主催者が用意したものに加入しましたが、個人で被災地に向かう人も保険加入は義務。ボランティアに行って、逆に迷惑をかけるわけにいきません。何かあった時のために保険証も必要です。
服装は長袖、長ズボン、作業用の長靴。もちろん帽子も。あと意外に軍手はNGです。理由はガレキで破れて危険だから。ホームセンターなどで革手袋か厚手のゴム手袋を購入してください。