駅の「メー物」になるか!? 京都でヤギの駅長が誕生 子どもたちと触れ合い早速「メ〜」

京都新聞社 京都新聞社

JR八木駅(京都府南丹市八木町)の「駅長」には、やっぱり、あの動物ー。新駅舎の完成3周年を記念してこのほど、地元で飼われているヤギを「駅長」に任命する式典が同駅前で開かれた。今後も地域の催しなどで活躍してもらい、八木駅の「名(メー)物」として名を轟かせていく。

ヤギは雄で2歳の「レオン」。鹿児島県などで飼われるトカラヤギで、白と茶のまだら模様や、豊かなあごひげが特徴。同町の農業浅田律雄さんがペットとして育てている。

同市とJR西日本が「駅名にちなんだヤギを駅長にして地域を盛り上げたい」として任命した。

式典でレオンは、同市の西村良平市長や、同駅を管轄する亀岡駅管区の内藤久士管理駅長から、駅長風の小さな帽子をかぶせてもらった。好物のビワの葉を束ねたブーケを差し出されると、勢いよくかぶりついた。

西村市長は「周辺の催しで活躍してもらうほか、駅の一角で飼育できれば一番いい。ヤギを活用して人の流れをつくり、(減便された)ダイヤの復元をJRにお願いしたい」とあいさつした。

式典に集まった近所の子どもたちはレオンにおそるおそる近づき、優しくなでた。八木西小2年の児童は「毛はもふもふ、角はかちかち」と感触を楽しんでいた。

式典後は、近くの「アイスタやぎ」で開かれた催しにも早速登場し、参加者と触れ合った。

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