「会話の端々に金持ち自慢」「安い服を着てても超オシャレ」「優秀すぎる子どもを謙遜しない」…近くに来ないで!なぜかカンにさわるママ友たち

わたなべ こうめ わたなべ こうめ

新しい出会いがあった新学年も始まってはや2カ月。気が合うママ友ができて嬉しい一方で、「嫌いじゃないんだけど、なぜかカンにさわる…」というママ友に出くわした人も少なくないのでは。嫌いじゃないからこそ距離を取るのが難しく、地味にストレスが溜まってしまう場合も。悪い人ではないけれどなぜかカンにさわるママ友のエピソードを集めてみました。

さり気ない金持ち自慢が鼻につくママ友

U子さん(東京都在住、30代、専業主婦)には年中の娘がいます。毎年クラス替えが行われる幼稚園で、年中になってから新しいママ友(H美さん)ができました。H美さんは明るくてハキハキしたタイプ。社交的で話し上手なので、どちらかと言えば人見知りのU子さんにとっては会話しやすいママ友です。

しかし、H美さんには1点だけ気になる部分がありました。会話の途中でさり気なく金持ち自慢をしてくるのです。「週末は別荘で過ごした」「GWは久しぶりに海外旅行する」「忙しいから掃除を外注した」など、U子さんには手が届かないような話を頻繁にするH美さん。

服や小物なども高級ブランド品が多く、U子さんはため息が出てしまいそうです。もしかしたらH美さんは自慢している自覚がないのかもしれませんが、それでもカンにさわってしまいます。

美人でスタイル抜群でオシャレすぎるママ友

K子さん(埼玉県在住、40代、パート)は子どもが通う小学校のPTA役員をしています。同じ役員に美人でスタイル抜群、しかもオシャレなママ友(M子さん)がいるのですが、できれば会いたくないと思っていました。なぜならば、あまりにも綺麗で見ていると嫉妬心でモヤモヤしてしまうからです。

M美さんはフルタイム勤務で、役員活動に出席するときは半休が多く、洗練されたスーツを着て来ます。メイクもバッチリでファッション誌に出てくるワーキングマザーのようです。

出勤しない日の普段着もオシャレで「どこで買ったの?」と聞くと、近所にあるファストファッションでK子さんは愕然!「綺麗な人が着ると同じ安い服でも高級品に見えるんだ…」と落ち込んでしまいました。M美さんを見ているとK子さんはコンプレックスを刺激されて辛くなってしまうのです。

子どもの話は謙遜ゼロのママ友

今まで仲良く付き合っていたママ友に対してカンにさわる場合もあるようです。A子さん(長野県在住、30代、飲食業)は子どもが保育園時代からのママ友グループの1人(N美さん)と距離を置きたいと思い始めています。娘が小学校高学年になるころから、N美さんの息子の優秀さが際立つようになったのです。

N美さんの息子は中学受験を目指して通塾を始めたのですが、1番上のクラスに所属しています。しかも、受験勉強をしながらサッカーも続けていてレギュラー候補です。さらに、幼児期からピアノを習っていて、小学校の合奏コンクールで伴奏者に選ばれていました。優秀な息子をA子さんが褒めると、N子さんは一切謙遜をしません。「ありがとう。我が子ながらすごいと思う」と笑顔で息子の話を続けます。

あまりにも素直に息子を絶賛するN美さんに、A子さんは劣等感を持ってしまいそうです。N美さんがA子さんの娘を褒めてくれることもありますが、最近では素直に受け取れる気持ちになれないほど、ママ友付き合いにストレスを感じるようになってしまいました。

なぜかカンにさわるママ友とは距離の取り方が難しい

カンにさわる部分はあるものの、どのママ友も悪気はなさそうです。もちろん、直接的に迷惑な言動をしているわけではありません。

それでも、こんなママ友と一緒にいると、やはりストレスが溜まりますよね。役員やグループなどの付き合いがあると避けるのが難しく、会うたびに憂鬱な気持ちになってしまうかもしれません。みなさんにもこのような経験はあるのでしょうか。

   ◇   ◇

▽40代・会社員
ママ友とは積極的に連絡を取る必要もないので、必要最低限だけですが、子ども自慢をするママにあうとちょっと距離を取りたくなりますね。

▽30代・主婦
隣の芝生は青くて、少しでも自分の子どものことで悩んでいるときに、ママ友が子どものことを話しているのを聞くだけで、うらやましく感じてしまう。よそはよそ、と子どもには言っているのに。

▽30代・パート
「うちの子は学級委員だから」と、会話の節々に投入してくる人!いつも言われると「だから?」と思ってしまう。

▽40代・会社員
「うちの旦那は〇〇で」とすごい職業だと自慢するママ友がいて、わざとじゃないかもしれませんがなんかカンにさわります。

   ◇   ◇

「無意識にカンにさわる言動をする人」をあまり気にしすぎると、自分のこころもくもってしまいがち。気にならないように、心健やかに過ごせる距離感で付き合えるといいですよね。

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