寒い冬も自宅で快適に過ごすためのポイントは
これらの調査結果を受けて、同研究所はリビングや寝室、廊下等、自宅の様々な空間において、寒い冬も自宅で快適に過ごすための4つの「幸せTips」として以下のような提案をしています。
【温活の習慣化につながるインテリア】
ソファやベッドの近くに温かい飲み物を置けるサイドテーブルを設置、上着や靴下を脱いだりして散らかりがちなベッド周りにかごを置いてあったかグッズの「居場所」をつくるなど、生活空間に馴染む小さな工夫をすることで、体を温めることが習慣化できるかもしれません。
【湿度を上手にコントロール】
湿度が上がると体感温度も上がると言われています。冬は湿度が下がりがちですが、寒さ対策に加え、肌や喉の乾燥、風邪予防のためにも加湿器の使用がおすすめです。
【空気の流れを工夫】
サーキュレーターの活用のほか、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動する性質を利用して、エアコンの吹き出し口の角度を下向きにして暖かい空気を足元から上に循環させる工夫もおすすめです。ヒーターやストーブなどの暖房器具を使用する場合は、冷気が入りやすい窓の近くに設置すると冷気が暖められてから循環するので効果的です。
【家全体の温度を均一に】
高性能の断熱材の使用、ダブル・トリプルガラスの窓や二重サッシの採用など、熱の逃げ道を少なくする工夫をしてみてはいかがでしょうか。今お住まいのご自宅では、廊下や脱衣場に暖房器具を置いたり居室のドアを開けたりして家全体を暖めるほか、家の中で熱が逃げやすい窓には断熱シートを貼るなどもおすすめです。
【出典】
▽自宅における冬の寒さ対策に関する調査https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/topics_2023/20230112/