「漢字ドリル好きじゃない」という11歳娘、それに対して父は……?
思わぬ解決策をThreadsに投稿したところ話題に。はたして、どんなアイデアだったのかを取材しました。
漢字の練習を「どうにか面白くできないか」と考えた父・山田周平さん。そこで、自ら作ったのは「小学生あるある」のドリルでした。
「今、□□(しゅくだい)をやろうと思ったのに」
「プール後の□□(じゅぎょう)は眠すぎる」
「消しゴムの□(かど)は使わせない」
……誰もが小学生の頃に経験したような「あるある」ばかりです。
問題を解いた娘さんは「めちゃくちゃおもしろい!」「もっとやりたい!」「次の問題、早よ!」と大絶賛だったそうで、山田さんは「『小学生あるある漢字ドリル』 出版社の方、いかがでしょうか」と投稿をしめくくっています。
山田さんの作った「ドリル」には
・素敵。ちょっと、あやかっていいですか?
・うちの娘(国語大得意)が息子(数字好き)に妖怪ウォッチで作ってくれたことありました その時は楽しそうに解いてました
・うちも、身近なもので問題作ってました! その方が集中するし、記憶に残りやすいですよね
・私、反抗期ドリル作った事あります。合わせてお願いします
などの声が寄せられました。
山田さんはその後、第2弾の「ドリル」も作成。娘さんは「すごくおもしろい!」「私も問題を考えたい!」と「ノリノリ」で解いていたそうです。
あまりにも好評な山田さんのドリル、制作にはどれくらい時間がかかったのか、娘さんはどんなところが気に入ったのかなどをたずねました。
娘は「わかる~!」と、積極的に
「ドリル」作成に掛かった時間は、「『“小学生あるある”を問題文にしたら面白いかも!』とアイデアが思い浮かんでからは、1時間くらいで10問作れました」。1時間で全10問とは、かなりのスピードです。
完成して娘さんに見せたところ、「笑いながら解いていたので、第2弾も作ってみようという気持ちになりました」と、パッとひらめいたアイデアはいきなり大成功だったようです。
「ドリル」第1弾の「あるある」の10問は、自身の「小学校時代の思い出」を参考に。第2弾では、「今の小学生とは異なる部分もあるかと思ったので、ちょこちょこと娘にヒアリングもしていました」とアップデート。
娘さんは「ドリル」で勉強する時、ただ面白がるだけでなく、「わかる~!」と言いながら解き、「私も問題を考えたい!」と積極的に。
「第3弾以降は娘にも作成してもらおうと考えています。漢字ドリルだけではなくて、算数とか英語のドリルの問題文を“小学生あるある”にしてみるのも面白そうな気がするので、娘の手も借りながら作成してみようと思っています」
どんどん学習内容が学べていけそうな上、外野としてもどんな問題が作られるのかが楽しみです。
ちなみに、以前にも「あるある」を題材に教材を作ったことが。「“人生あるある”を娘が書いていく動画をInstagramで投稿しています。これも漢字の勉強や文字を書くことの練習には繋がっていると感じます。『小学生あるある』のドリルは、ここから派生して思いつきました」。
山田さんのInstagramアカウントでは、「それ知ってると言われると 話す気がなくなる」「向かいの席のスマホの向きがストレス」「家ではうまく歌えるのにカラオケでは下手」など、大人も思わずうなずいてしまう「あるある」をマジックペンでカラフルに描く動画が公開されています。
「あるある」を使うメリットについて、「共感できるところが良かったのではないでしょうか。勉強は『自分ごとに落とし込む』のが大切で、そうすると身につきやすくもなると思うので、今回の“小学生あるある”はまさに自分ごとにできたのでしょう」と山田さん。
「自分ごと」として考える学習方法は、大人も語学などの勉強に使えそうですよね。山田さんの娘さんは「ドリル」で解いた漢字の問題だけではなく、一生使える学習の仕方を学んだとも言えるのではないでしょうか。
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山田さんは自身の育児の失敗談で川柳を詠み、それを一冊にまとめた『ひとのパパ見て わがパパ直せ』(三交社)という育児本を2017年に出版しています。本を通じて両親が育児に向き合い、じっくり話し合えるようなコミュニケーションツールとして活用してもらえれば、とのことでした。
■山田周平さんのThreadsアカウント(damepapa31) https://www.threads.com/@damepapa31?xmt=
■山田周平さんのInstagramアカウント(damepapa31) https://www.instagram.com/damepapa31/
■『ひとのパパ見て わがパパ直せ』(三交社)amazon商品ページ https://www.amazon.co.jp/dp/4879190357