夫のお小遣い…1日当たり「700円~1000円」が最多に 「昼食代が含まれている」のは約半数

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「夫婦のお小遣い事情」について、全国の20~60代の既婚女性300人(うち97人が子どもなし)に調査をしたところ、半数以上の世帯が「お小遣い制」を採用していることが分かりました。夫のお小遣いの金額は、月平均「2万~3万円未満」が最も多かったそうです。

保険マンモス株式会社が2022年9月にインターネット上にて実施した調査です。

まず、「家計を管理しているのは誰ですか」と聞いたところ、「自分」(58%)、それぞれ別の財布で管理」(22%)、「夫」(20%)という結果になりました。

また、「夫婦間のお小遣い制の導入」については、「夫のみお小遣い制を採用している」(75人)と「夫婦それぞれがお小遣い制を採用している」(78人)を合わせると、半数以上の家庭でお小遣い制を採用していることが分かりました。

「夫のみお小遣い制を採用」している家庭では「月末に財布の残金を全て返金してもらう。財布をリセットして、あらためて月のお小遣いを渡すルールにしている」(妻50代・夫50代)、「夫婦それぞれお小遣い制を採用」している家庭では「給料からクレジット代やローンなど引かれるお金を引いて残ったお金で折半してお小遣いにしている」(妻20代・夫20代)といった声が寄せられたそうです。

続いて、「お小遣い制の決め方」について聞いたところ、「結婚後に2人で話し合って決めた」(45%)と「結婚前に2人で話し合って決めた」(22%)を合わせて「2人で決めた」と回答した人が67%となった一方で、最も少なかった回答は「夫が決めた」で15%でした。

次に、「夫のお小遣いの平均月額」を聞いたところ、「2万円以上~3万円未満」(43人)、「1万円以上~2万円未満」(40人)、「3万円以上~4万円未満」(32人)と続き、1カ月を30日で計算した場合、1日当たりの予算は「約700円~1000円程度」の家庭が最も多いことが判明。

また、夫のお小遣いに大きな影響を与える日々の「昼食代」については、お小遣いをもらっている夫153人中、「お小遣いに毎日の昼食代が含まれている」という人は72人(47%)という結果に。ちなみに「夫のお小遣いが収入に占める割合」は、「5%以上~10%未満」(50%)、「5%未満」(29%)となり、大半は夫のお小遣いが収入の10%未満に抑えられていることがうかがえました。

なお、「夫のお小遣いに対する本音」を聞いたところ、実に70%(107人)が「このままの金額で良い」と回答。さらに、19%(29人)の人が「減らしたい」と回答したそうです。

一方、「妻が自由に使えるお金(お小遣いを含む)」の平均月額を聞いたところ、妻の場合はお小遣い制ではなく「毎月の金額は特に決めていない」(125人)という変動型がダントツに多い結果に。次いで、「自由に使えるお金はない」(41人)、「5000円未満」「2万円以上~3万円未満」(いずれも39人)が続きました。

また、「お金が足りなくなってしまった場合」については、「使わずに我慢する」(102人)、「副業」(48人)、「フリマアプリ」(43人)と続き、自由に使えるお金を自分の力で確保する女性も多いことがうかがえたほか、「預貯金を崩す・定期預金の解約」(42人)、「へそくりでまかなう」(41人)といった回答もみられたそうです。

さらに、「お金が足りなくなってしまった場合」の回答でみられた「へそくり」について聞いたところ、「へそくりはない」(152人)が最も多く、次いで、「5万円以上」(91人)、「1万円以上~3万円未満」(27人)と続き、へそくりする派としない派が両極端に分かれる結果となりました。

最後に、「お小遣いルールやお小遣い制をうまく続けるコツ」を聞いたところ、「お小遣い制なしの家庭のルール」では、「収入から必要経費を除いた金額を二人で自由に使っています」(妻40代・夫40代)、「我が家はお互い一定の金額を口座に入れ、家計のやりくりをしています(夫婦の貯金を含む)」(妻30代・夫30代)といった声が寄せられました。

また、「お小遣い制をうまく続けるコツ」としては、「飲み会などの臨時出費の際は、お小遣いとは別に現金を渡すようにしている」(妻20代・夫20代)、「お互いにお小遣いの使い道には口を出しません」(妻30代・夫30代)、「ボーナスが出た時や会社から臨時収入があった時は、一割欲しいと夫から要求されます。夫も頑張った証があればもっと仕事を頑張ってくれるだろうと期待して、渡すようにしています」(妻30代・夫30代)などが挙げられたそうです。

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