修学旅行を控えた6年生の息子へ、お小遣いの使い道について母から思いやりのこもった言葉が。その内容に思わず泣いてしまった息子さんの様子を紹介したツイートが感動を呼んでいます。ツイートしたエイスケはシーモンキーを飼いたいさん（@dongurinosuke1）にお話を聞きました。
「小学校の修学旅行、お小遣いが3500円なんだって。息子が『みんなにお土産買ってくるから』と言うけど『家族では行かれるけど、今の友達とは初めて行くんだし好きな物買いな。5年の時もどこも行かれなかったんだから楽しんで』って言ったら泣いちゃって初めて『ティッシュちょうだい』って言われた。」
「いつもは私が泣くとティッシュくれるのは息子の方。『これは遺伝だよね、お母ちゃんからの』って言うから笑いながら2人で泣いた。光るキーホルダーとか提灯とか、買ったらええな。」
このようにツイートしたエイスケさん。その後も、お小遣いが1年生の時からの積立から出されている旨や、エイスケさんご自身は日光で笛を買ったエピソードをイメージ画像を交えながら連続ツイートされています。
このツイートに4.8万件のいいねがつき、リプ欄には感動の声が溢れました。
「素敵な会話、ありがとうございます。ほんと、これまでの分思い切り楽しんで欲しいです」
「かわいいですねー♡素敵な子～♡」
「『家族ではまた行けるんだから好きな物買っておいで』と言える親になりたいなと思いました！」
「もらい泣きしました」
「おばちゃんこっそりプラスお小遣い握らせてあげたーい！素晴らしい修学旅行になりますように」
「楽しんできてぇー！！！」
「一生の思い出になりますよう」
「観光地の土産物屋で働いてる者です。選んでいる時の子供たち、キラキラしてますね」
「えーん、こっちもティッシュください～ 沢山たーくさん思い出作って帰って来てね（遠くの親戚のおばちゃんみたい…）」
「是非龍の剣みたいなよく分からないもの買って一生の思い出にしてほしい」
「何を持ち帰ったか、とても興味があります。御子息の旅が楽しく、良い思い出になりますように」
「うちの次男は 小6→日本刀のキーホルダー 中3→木刀（鞘付き） 高3→ハリーポッターの杖 でした」
「楽しんできてほしいです。去年行った息子は黒い木刀買ってきました（高2）」
子どもたちが実際に買ってきたお土産の紹介や、旅の満喫を願うコメントも続々と寄せられています。
昨年が我慢の年だった分、たくさん思い出を作ってきて
エイスケさんにお話を伺いました。
――息子さん、修学旅行をとても楽しみに？
はい。家族で何度か訪れたことがある場所が修学旅行先なのですが、釣りやキャンプなどのアウトドア要素も多く、行ったことのない場所が多いので楽しみにしています。
――5年生の時のイベントはやはりコロナ禍の影響でキャンセルに？
学校でキャンプをする課外学習もなくなり、リモート社会科見学もリモート先の企業でコロナ感染者が出てしまい、急遽取りやめになりました。キャンプは家族でも行きますが、学校の友達とのキャンプはまた違ったものなのでとても楽しみにしていました。しかし県内の感染者が増え、学校でも陽性者が出て、夏休みは家族でのキャンプすら取りやめになったり…。本当に昨年は我慢の年でした。
――それは修学旅行への思いもひとしおですね。そして息子さん、ご家族思いで優しいです！
息子は心優しくて人を悪く言わない、親の私でも尊敬するほどです。そして、おとなしいというか大人びた感じですね。ドライブしてても妹2人が大はしゃぎしてるのを尻目に双眼鏡で鳥を探したり。「小さいお父ちゃん」という意味で「ことっつぁん」というあだ名があります。また私自身はとても涙もろく、テレビを見ていても泣いてしまうので。そんな私にすかさずティッシュを渡してくれるのが息子です。
――お小遣いが小1からの毎月の積立金から出されることにも驚きました。
積立金は毎月の集金でいろいろな用途がありますが月500円くらいを修学旅行の積立として使っています。入学当初から積立の話は聞いていましたが、お小遣いまで捻出できるとは思っていませんでした。「少ない」というリプを沢山頂きましたが、皆同じ金額で自分の好きな物を買うのもいいと思います。
――そしてエイスケさんご自身は日光で笛を買った…と笑。
私は時代劇が好きで、当時はあの世界にどっぷり浸かっている気分だったんだと思います。日光に行ってテンションが上がったんでしょうね。恥ずかしげもなく外で吹いていてさぞかし近所迷惑でしたよね、きっと笑。
――ツイートが大きな感動を呼び、みなさんもらい泣きされたようです。
まさか親子のさもない会話がたくさんの皆さんの目に止まるとは思いませんでした。昔、夫についてのツイートでバズりましたが、今回も夫はSNSをやっていないので妻が何を呟いているのかすら知りません…笑。皆さん温かいリプを下さって嬉しいです。あと、木刀人気すぎですね笑。
同じ親として、お土産屋さんで働く方、先生、子どもの頃の話を語ってくれた方など、いろんな立場の方がリプをくれました。たくさんの方が共感して子どもたちを見守ってくれているんだなと、どのリプもありがたかったです。「どんなお土産を買ってきたか、後で教えて欲しい」ということでしたのでまた呟きたいと思います。木刀、光るキーホルダー…皆さんのご期待に添えるものかどうか…。
――出発する息子さんへメッセージをどうぞ。
たくさんの思い出を作ってきて欲しいです。そして楽しかったことや印象に残ったことを教えて欲しいなと思います。
◇ ◇
優しい息子さんとエイスケさんのやりとりに心が温まりました。どんなお土産を購入してくるのか、エイスケさんからの報告ツイートも楽しみです。元気に出発して、思う存分楽しんで帰ってきて欲しいですね。どうか道中お気をつけて…行ってらっしゃい！！
■エイスケはシーモンキーを飼いたいさんTwitter https://twitter.com/dongurinosuke1
