災害時「ペットとどう逃げるか」考えていますか 画期的な「ペット同伴可能な避難所」設置に思う

ハイヒール・リンゴのつぶやき

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今回の大雨で、福岡県久留米市にペット同伴可能な避難所が設置されたそうです。昔なら「勝手に逃げて」とペットを家の外に逃がすことも多かったようですが、現在は部屋飼が多く、外に出しても自力で生活できない。前回の災害時に「ペットも一緒に避難したい」という声があったそうで、そんな市民の小さな声を拾い上げ、検討を重ねながらその声に応える自治体も又素晴らしい事です。

我が家では昨年から猫のタウザー君が家族の一員となりました。結婚って「一人の寂しさか、二人の煩わしさか」といいますが、旦那がケガで入院した時はやっぱり寂しかった。ふだんは文句ばかり言ってますが(笑)。その寂しさを慰めてくれたのがタウザー。やはりペットってすごい癒しになるのですね。

もし我が家を災害が襲った時、私もタウザーを絶対に置いていけない。今まで私はペットを飼っていなかったので気付かなかったのですが、同伴可能な避難所というのは、画期的だと思います。一方で、動物アレルギーの方や嫌いな方もいらっしゃる。その方にとっては家族でもないので当然のこと。だからペット同伴の避難所ではブースの壁も高くして、毛が飛ばないようにするなどの配慮がなされています。実際に動物を飼っている方が作ったのではないでしょうか。そうじゃないとわからない気遣いが随所に伺えました。

犬に服を着せているのはよく見かけますが、猫は毛づくろいをするので服を着せるという概念はなかった様に思います。でもアレルギーは毛や汗で起こしますから、避難所などで周囲への配慮から、猫の服も作られるようになったそう。本当に猫グッズって、ものすごく進化しています。私の今年の誕生日には、趣向を凝らしたたくさんの猫グッズをみなさんからいただき、タウザーと一緒に楽しんでいます。

昔、実家では屋外で犬を飼っていました。でも現在、マンションの多い都会では外飼いの家はあまり見ません。番犬というより、癒しのために飼う方が増えているのでしょう。その一方で、癒しになるはずが「思っていたのと違う」「手間やお金がかかりすぎる」と簡単に捨てる人もいる。ペットは覚悟を持って飼わないと絶対にダメ。災害があったときの避難とかも考えないと。勿論アレルギーや鳴き声等の問題もあるので、ペット可と不可の避難所の周知の徹底も必要です。ペット同伴可能な避難所が話題になったのは、現代人のペットに対する認識も変わってきたからですし、これからも変わっていかないといけないとしみじみと思いました。

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