今を生きる女性の幸せをMEGUMIさん・剛力彩芽さん・ヒコロヒーさんが本音で語る「ダマってられない女たち」の第2話が12月20日、ABEMAで配信されました。俳優の梅宮辰夫さんの娘で元モデルの梅宮アンナさんが登場。乳がんステージ3Aをり患し乳房全摘手術後の彼女とその家族に密着しました。番組は無料見逃し配信中です。配信はこちら→https://abema.tv/video/episode/90-2016_s1_p2
「ダマってられない女たち」とは、映像を通してさまざまな女性の生きざまに触れ、自身の価値観などと照らしあわせながら、女性の幸せについて飾らない言葉で語りあう番組です。
MEGUMI、世間の声に激怒「ふざけんなよ」
12月20日放送回には、元モデルの梅宮アンナさんが登場。ゲストには元テレビ東京アナウンサーの森香澄さんが登場。バラエティ番組などで共演する回数が多いヒコロヒーは「もうあざとくてねえ」「男性が好きなポイントを全て抑えにいってる」と彼女の印象を語るも、最後に「うすーーい男性ですよ」とスタジオの笑いを誘いました。
番組冒頭では、乳がん闘病中のアンナさんの自宅にカメラが初潜入。リビングには25年前の元恋人と出したヌード写真集のお気に入りの写真が飾れられていましたが、元恋人に対しては「思い出すことはないよ。だって25年経ってる」と答えました。
乳がんをり患し闘病生活を送る中で抗がん剤治療の副作用で女性の命ともいえる髪の毛が無くなったことが一番ショックだったと明かしました。「シャンプーやって髪の毛を洗った瞬間、ごそって取れた」と副作用の影響から髪の毛が抜けてしまうことを語ると、母のクラウディアさんは「なんで私じゃないのって感じだった」と娘の悲しむ姿を見て悲痛な言葉を紡ぎました。
アンナさんは、他のがん患者の髪の毛が無くなった姿に衝撃を受けたことがあると当時を振り返り、「私は(髪の毛が抜けた姿を)見せるのをやめよう」と心に留め、「素敵なウィッグを作ってリアルに見せられる方法。そっちを見せるべきと思った」と一女性として明るく日常を過ごせるよう前向きな姿勢を明かしました。さらに、乳がんをり患しても仕事をすることで「自分の身を助ける。精神的にも…」と語りました。乳がんという病と闘いながらも生計を立てる梅宮アンナさんに世間から「親の遺産があるのに」「働かなくてもいいだろ」と心ない言葉を投げられた過去を振り返る場面も。スタジオで聞いていたMEGUMIさんは「ふざけんなよ」「大変な人に何でそんなこと言うわけ?」と憤りました。
乳がん公表には父梅宮辰夫さんが影響
アンナさんの一人娘の百々果さんは、母が乳がんと知ると移住先のアメリカから帰国。アメリカで生活基盤を作っていた百々果さんは「こっちに帰ってきてまたゼロからやるんだって」と不安を漏らすも「向こうでもずっと考えて何も楽しくなくなっちゃう。ずっと考えて」と帰国の決意の理由を語りました。
密着取材中に、梅宮アンナさんは、右胸全摘に加え脇のリンパ節を切除する手術を受け、8日間入院。アンナさんが入院生活を終えて自宅に帰宅すると、百々果さんが飾り付けたバルーンアートのサプライズが。アンナさんは「なに~!?」「全然知らなかった…!」と感激の涙を流しました。
乳がんを公表したのは、俳優の父・梅宮辰夫さんの背中を見て育ったことが影響していると語りました。アンナさんは「小学校の時、肺がんになった父がしょっちゅう講演会をしていた」と切り出し、「自分の経験を話して人が集まってくる。小さいながらにかっこいいと思った」と父を誇りました。そんな父の背中を見ていた彼女は「人のために何かできることを」と思うようになり、「『ステージ3Aでもこういうことができるんだ』『アンナちゃんはこういうのをやっているんだ』って、たった1人でいいから希望を与えられたらいいなと思ってやっています」と語りました。
乳がん公表の背景をスタジオで聞いていた森香澄さんは「これ観たら本当に救われる人がたくさんいるだろうなと思います。私も救われましたし…」と涙ながらに語りました。
リアルすぎる人工乳房にスタジオ驚愕
アンナさんは、乳房全摘の手術前、洋服を着た時にアンバランスになることを見越して着脱式の人工乳房を作っていたとヒコロヒーさんが紹介。
スタジオにサンプルが届くと、MEGUMIさんは「自然~!」と声を上げました。この人工乳房は防水仕様になっていて、装着したまま温泉や海に入れるそうで、森香澄さんは「すごい、血管までも」とクオリティに驚愕。剛力彩芽さんも「すごいリアルですね」と語り合いました。続けて森さんは「ちゃんと重みが下にいくのもリアル」とコメント。ヒコロヒーさんは「選択肢があるってのがいいですよね」とうなずきました。