老舗化粧品メーカー「桃谷順天館」とバリスタによる「美活コーヒー」ってなに?

桑田 萌 桑田 萌

老舗の化粧品メーカーが作る、バリスタ厳選の豆による「美活コーヒー」——そんな新しい商品が大阪で生まれた。その商品の名は「M’s Blend Coffee」。「きれいになりたい」「おいしさを堪能したい」という贅沢な欲を満たす、これまでにないコーヒーだ。

商品を開発したのは、化粧品の老舗メーカーの株式会社桃谷順天館(大阪市中央区)。同グループの明色化粧品による「明色美顔水 薬用化粧水」をはじめ、多くの化粧品を製造・発売している、いわば“美のプロフェッショナル”である。
同社が開発したのは、「フローラコントローラISR」を配合したコーヒー。「フローラコントローラISR」とは、年齢を重ねても肌の美しい人がもつ腸内細菌=「美肌菌」を増加させる、同社が開発した独自成分のことだ。

同社とタッグを組み、監修としてこの企画に参画したのは瀬戸家純一さん。瀬戸家さんは、大阪市北区でカフェ「珈琲と焼き菓子 Nova」を営む本格バリスタだ。「グレード最上位のコーヒー豆のみ使用する」という瀬戸家さんと、135年以上美と健康を追求してきた桃谷順天館。徹底的なこだわりをみせる両者による商品開発は、6ヶ月にも及んだという。

「フローラコントローラISRの風味と、コーヒーの旨味。2つのテイストのバランスをとるのが難しかったです」と語るのは、商品開発に携わった桃谷順天館の杉野哲造さん。フローラコントローラISR には希少糖が多く使用されている。それを配合することによって生じる甘さは、コクや苦味を楽しむコーヒーには適さない。「配合のリトライを何度も重ねた」という杉野さん。この課題をどう解決したのか。
「コーヒーの豆を挽く作業とは別に、フローラコントローラISRも粉砕することにしました。これは非常に手間が必要で、コーヒーを2回挽くようなものです」

実際に仕上がったテイストは3種類。浅煎りでまろやかな酸味、飲みやすくベーシックな味わいの「Light roast」、深煎りで深いコクと苦味が特徴の「Deep roast」、そして最上級の豆を使用した究極の「Premium roast」だ。いずれも異なるコーヒーの旨味が堪能できる。

杉野さんは、「もちろんブラックで飲んでもおいしいですし、ミルクを加えていただいても大丈夫です。冷めてもおいしいですよ。コーヒーが苦手な方に、特におすすめです」と話す。「お湯を注いで、泡が出てふんわりと膨らんでくるまで、30秒我慢してください」と蒸らすときのコツも教えてくれた。

「M’s Blend Coffee」は、応援購入サービス「Makuake」で3月末まで購入可能。4月以降の販売も予定している。「おうち時間を使って、コーヒーを飲んで”キレイ“になっていただければ」(杉野さん)。

■購入はこちらから:https://www.makuake.com/project/momotani-coffee/
■株式会社桃谷順天館:http://www.e-cosmetics.co.jp

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