パンが見えない!フルーツ山盛りフレンチトースト カフェ併設で人気の老舗果物店

山本 智行 山本 智行
店自慢のフレンチトースト。パンが見えるような見えないような…
店自慢のフレンチトースト。パンが見えるような見えないような…

 食欲の秋。フルーツ好きにはたまらない、夢のような老舗果物店が大阪・上本町にある。「FRUIT GARDEN 山口果物」がそれだ。圧倒的とも言える種類と高品質。なかでもフルーツ山盛りでパンが見えないフレンチトーストは、美味しさ、ビジュアルともにインパクト抜群だ。もちろん、スタッフ一同の“果物愛”も本物だった。

「みかんを食べただけで産地を当てることができる」

 果物好きなら店内に入る前からテンションMAXに達してしまうのではないか。今が旬のリンゴだけでも15種類。ジョン・レノンゆかりのグラニースミスに、アップル社のマークにもなっているマッキントッシュもあった。これにぶどう、和梨、洋なし、みかんに柿などが所狭しと並べられ、なんとも言えない甘い香りを放つ。色とりどり、見ているだけで楽しくなってくる。

 店長の山口直克さん(41)は3代目。元は大正時代末期に和歌山県で柿農家としてスタートしたそうで2004年8月、26歳のときにカフェを併設した現在の店舗をオープンさせた。目利きに優れ、特技は「みかんを食べただけで産地を当てることができる」とか。

 そこへ、6年前から幼なじみでアイデアマンの手塚章元さん(40)が統括マネジャーとして加わった。テーブル席を新設し計20席に。二人三脚で様々なメニューを増やすと、30代の主婦層を中心に人気に火がついた。

 看板メニューを挙げればきりがない。果物を漬け込んで作った自家製シロップが自慢のフルーツポンチゼリー(1個350円)は鉄板商品。フワフワのかき氷(500円~700円)は季節にもよるがアボカド、レモン、すもも、赤肉メロン、マンゴーミルク、あまおうイチゴなど10~12種類と豊富だ。

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