7日は統一地方選前半の投開票日。午前8時ごろ、ツイッターのトレンドに「投票箱の中」というキーワードがランクインしました。
関連ツイートを見ると、〈朝5時半から並んだ〉〈人生初のゼロ票確認〉〈先を越された〉〈寝坊して2番目だった〉〈タッチの差で勝った〉など、投票所に1番乗りした人だけが体験できる「零票確認」を巡る、悲喜こもごもの投稿が見られます。
「零票確認」とは
公職選挙法施行令には次のように定められています。
〈(投票箱に何も入つていないことの確認)第三十四条 投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入つていないことを示さなければならない。〉
各投票所の1人目の投票人は、投票所の管理者(責任者)から空の投票箱を示され、箱の中に何も入っていないことを確認します。「零票確認」「ゼロ票確認」などと呼ばれており、SNS上では「#零票確認」「#零票確認ガチ勢」などのハッシュタグとともに投稿されています。
#零票確認がツイッターに初めて登場したのは2009年。#零票確認ガチ勢は2014年でした。
「次はチャレンジしたい」
7日15時現在、「#零票確認」「#零票確認ガチ勢」のツイートは増える一方です。
今回初めて知った人たちは<チケット発売日みたい><こんな文化もあるんや><ほんま色んな人がいるな>。さらに、<次は参加しよ><次チャレンジしたくなる>と次の選挙に闘志を燃やす人たちも。次回の競争率は激しいかも?