零票確認なら任せろニャン ある投票所で一番乗りの「ガチ勢」を抜かしたネコさんが話題

黒川 裕生 黒川 裕生

2019年の参議院選挙が終わった。

そして今回もTwitterでは「#零票確認ガチ勢」が密かな盛り上がりを見せていた。

これは、公職選挙法施行令の第三十四条「(投票箱に何も入つていないことの確認) 投票管理者は、選挙人が投票をする前に、投票所内にいる選挙人の面前で投票箱を開き、その中に何も入つていないことを示さなければならない。」に基づき、各投票所で最初に投票する選挙人が投票箱の中を確かめる、いわゆる「零票確認」「ゼロ票確認」をしたい!という好事家たちが集うハッシュタグである。要するに、「早起きして投票所に一番乗りする人たち」のことだと思っていただければいい。近年はSNSの広がりでこの「ガチ勢」の行動が可視化され、選挙のたびに話題を集めるなど、ある種の風物詩となっている。

さて、今回の参院選では、あるガチ勢のこんな投稿がTwitterユーザーたちを和ませた。

「二人目が来ました」

「私並んでたのに抜かされたんですけど(怒りのマーク)」

そこには、先頭にいた投稿主みなせ@タフ民さん(@37s_039)の脇をすり抜けて、悠然と投票所方向に向かうネコさんの写真が。Twitterでは、あまりにも当然のように順番を抜かすネコさんの姿に心を掴まれる人が続出し、「自由気ままな方なので許してあげてくださいw」「ねこ様も早起きですね」「おのれニャンカス」などのリプライも相次いだ。みなせさんに当日の状況を詳しく聞かせてもらった。ちなみにみなせさんは都内在住の20代女性とのこと。

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