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新幹線の予約した席に外国人観光客が…英語で指摘しても無視された時に効果を発揮した対処法【2025年・インバウンド客と新幹線】

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インバウンド客の増加に伴い、SNSでしばしば話題になるのが新幹線のマナー、とりわけ特大スーツケースなどの大型荷物の扱いです。指定席を占拠されたり、英語で話しかけても無視されたり…。ルールを守っているのに被害を受けた方はたまったものではありません。

指定席を占領されているのに乗務員もなかなか対応してくれず…

アジア人女性観光客らのスーツケースに、新幹線の指定席を占拠されていた人がXで怒りを表明。荷物の移動を英語で頼んでも無視され、乗務員に苦情を伝えても対応してもらえなかったというのです。

この投稿に、旅行会社に勤務しているというXユーザーから「自由席充当」を主張すればいいのではないかと提案がありました。JR東海にも見解をたずねたところ、「座席の使用に支障がある場合には、乗務員にご申告いただければ、別の座席をご用意するなど適切に対応いたしますので、お困りの際はお気軽に乗務員にお声かけください」との回答でした。一般的には、「車内の状況により限りはあるが、可能な限り対応する」ようにしているそうです。

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特大スーツケースの置き場問題

さて、では自分が新幹線で特大荷物スペースの予約ができず、スーツケースの置き場に困った時はどうすればいいのでしょうか。あるいは、他の人の荷物が置かれていたり、荷物が多すぎて通路にあふれ出ていたり、といった事態も起こり得ます。

鉄道ジャーナリストの梅原淳さんに話を聞いたところ、やはりこのような場合はまず「車掌などの乗務員に相談すれば対処してもらえます」とのこと。今後は荷物スペースの拡充も検討されるのではないかとも話していました。

一方、国内の旅行客でよく見られるのは、通路側の席を利用している人がキャリーバッグを自分の前に置くことで、窓側の人が出入りしづらいという状況だといい、「たいていは荷棚に乗せる手間を惜しんでいるので、わざわざ乗務員を呼ぶほどではなく、これは何とかしてほしいところです」と苦言を呈しました。

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ドアの前に山積みのスーツケース!

新幹線に持ち込む特大荷物に関する「ルール」がインバウンド客に浸透していないことから、時にはこんな事態が引き起こされてしまうことも。

新幹線デッキのドアの前に積み上げられたスーツケースの写真がXに投稿され、その非常識な振る舞いが大きな反響を呼びました。投稿主によると、やはり海外からの観光客とみられる家族のものだったそう。

Xユーザーからは、そもそも荷物スペースが車内に足りていないことを問題視する声や、荷物棚に巨大なスーツケースを載せることに危険性を指摘するコメントなどが相次ぎ、インバウンド客の増加と「新幹線の荷物問題」の根深さを改めて多くの人に感じさせる出来事となりました。

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予約した席に外国人カップル→日本語でまくし立ててみると?

全席指定の新幹線で、自分が予約した席に外国人カップルが座っていたので、英語で「ここは私の席です」と伝えても無視された、という体験談が話題になりました。投稿主が今度は「いやいやいやいや!ここ全席指定席!あなたの席じゃない!さっさと退く!なーに座ってんの!座りたいなら席料払え!」と日本語で強めに言ったところ、すぐに立ち去ったそうです。

投稿主さんはこう話します。

「観光客が増えるのは良いことですが、『日本人は強く言えないから大丈夫』と思われるのは嫌。ルールは守ってほしいし、主張ははっきりすべきだと思いました」

新幹線で予約した座席に外国人カップルが座っていた→英語で言っても無視、日本語でまくしたてたら…

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