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女子高生3人に1人「将来、子どもがほしいと思わない」…結婚願望は男子学生との間にギャップ?

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少子化が進むなかでも、中学生56.5%、高校生51.5%が「将来子どもがほしい」という気持ちを持っているという調査結果が公開されました。一方、結婚や子どもに対する意識は、男女で温度差がみられました。

この調査はソニー生命保険株式会社が2025年6月にインターネット上で、全国の中高校生1000人(中学生200人、高校生800人)に実施しました。

中高生に将来の結婚願望について、「将来、結婚したい」「ずっと独身でいたい」のうち、どちらかを選ぶ調査では、中学生の68.0%、高校生の60.3%に結婚願望がみられました。

ただ、結婚に対する希望は、中学生・高校生とも男女で温度差がありました。「ずっと独身でいたい」と答えた人の割合は女子の方が高く、特に中学生の男女間では7ポイントの開きが見られました。

将来、子どもがほしいかどうかについては、中学生の56.5%、高校生の51.5%が子どもがほしいと答えていました。

子どもをもつことについては、中学生・高校生とも女子より男子の方が希望する人が多い傾向でした。「子どもがほしいと思わない」と答えた人は、中学生の女子は男子より7ポイント高く、高校性では10ポイントの開きがあります。高校生女子の3人に1人は子どもを持つことに否定的でした。

一方、「将来、子どもがほしいと思わない」と回答した人の割合は、女子中学生では昨年の30.0%から22.0%と8.0ポイント低下していました。

中高生が希望する将来のライフスタイル

希望する将来のライフスタイルをたずねたところ、中学生の57.5%、高校生の49.1%が「家庭第一の生活をしたい」と答えていました。家庭第一の生活を望む人の割合は女子より男子が高く、男子中学生では65.0%にのぼりました。

一方、女子で最も多かったのは「どちらともいえない」でした。女子中学生の39.0%、女子高校生の33.5%が、この回答を選択。また、「将来、仕事第一の生活をしたい」と回答した人の割合は、女子高校生では昨年の13.3%から22.3%と9ポイント上昇しました。

将来、マイホームについては、「持ちたい」と答えた人の割合は、中学生70.5%、高校生62.4%でした。持ちたい人が多数派ではあるものの、希望する人は昨年より低下傾向でした。調査を行った同社は「男子高校生では、昨年の69.0%から58.5%と、10ポイント以上の低下が見られた」とコメントしています。

どこに住みたいかについては、中学生56.5%、高校生47.1%が「都会で暮らしたい」と回答。「どちらともいえない」と答えた人は中学生28.0%、高校生33.9%と一定数いるものの、「田舎で暮らしたい」と答えた人の割合は、中学生15.5%、高校生19.0%と少数派。特に男子中学生は「都会で暮らしたい」と答えた人の割合が昨年の44.0%から55.0%と11ポイント上昇しました。

【出典】
ソニー生命保険株式会社/中高生が思い描く将来についての意識調査2025
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2025/nr_250731.html

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