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小3女子、自宅前で珍しいカエル発見!日本固有種の色彩変異個体に専門家も驚き「極めてまれ」

山陰中央新報社 山陰中央新報社

体表に直径5mmほどの黄色の斑点があるカエルを、鳥取県の小学3年生の女の子が発見した。体長6cmほどの日本固有種の色彩変異個体で、専門家は「極めて珍しい」と話す。

10月、鳥取県大山町の小学3年、磯崎なずなさんが、自宅前の石垣にいるのを見つけた。体の柄が似ていることから、当初は南米原産で猛毒のヤドクガエルの一種だと思ったという。母つばささんを通じて地元の自然観察指導員に連絡し、シュレーゲルアオガエルの色彩変異と判明した。

カエルの色彩変異に詳しい宍道湖自然館ゴビウスの飼育展示係の寺岡誠二さんは、小さな黄色の斑点がある個体はよく見られるとしつつ、「ここまで大きな斑点があるのは、山陰地方では直近25年で3度ほどしか見つかっておらず、極めてまれ」と説明。なずなさんは「ケロちゃん」と名付けて自宅で大切に飼育している。「見つけたときは黄色くて驚いた。長生きしてほしい」と水槽を見つめた。

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