2018年の平昌冬季五輪・スピードスケート女子500メートルで金メダリストを獲得し、22年に現役を引退した小平奈緒さん(39)がインスタグラムを更新。驚きの転身を果たし、最新ショットに注目が集まっている。
小平さんは8月11日の山の日、「深く長い森を抜けていく、そんな山道でした。ラストレースのゴールを駆け抜けてから今日まで、この日が来るのを心待ちにしていました」と綴り、自身が選手時代に所属し、ブランドアンバサダーも務める相澤病院(長野県)の隣り・フォーラム本庄1階に、マチをつなぐ山小屋のようなカフェ「Climbing Coffee」をスタートさせたことを発表した。
写真では、Tシャツにエプロン、キャップ姿で店員として働く小平さんが柔らかい表情で写る。「選手を卒業し、再び相澤病院を拠点に歩み出して今日まで、命と向き合う患者さんや、そのご家族、職員の皆さんの姿を近くで感じながら想いをあたためてきました。さまざまな気持ちが行き交う日々に、ほっとひと息、ささやかなぬくもりを感じて欲しい。キズを抱えた心も、誰かを支える背中も、誰もが今を整えてまたここから出発できるように」との思いを込めたという。
新たな門出の報告に「何もかもが素敵ですね」「絶対に行きます」「いつの間に!驚きましたおめでとうございます」など祝福の声が集まった。