【動画あり】そろそろ紅葉シーズン到来!全国各地のおすすめ紅葉スポットをご紹介!

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もうすぐ本格的な紅葉シーズンが始まります。
紅葉スポット、どこに行こうか悩んでいるという方も多いのではないでしょうか?
今回は全国各地の日本気象協会のキャスターが、おすすめの紅葉スポットをリレー形式で紹介します。


【北海道】旭川市:神居古潭(カムイコタン)

まずは北海道支社から。10月19日から20日にかけて、札幌や旭川などで初雪が観測された北海道は、朝晩は気温一桁が当たり前の時期になっています。
そんな北海道から今井キ ャスターが紹介するのは、旭川市にある「神居古潭(カムイコタン)」です。「カムイ」はアイヌ語で「神」、コタンは「集落」を指していて、「カムイコタン=神の住むところ/神の里」という意味で、古くからアイヌの人々に親しまれてきたそうです。
この神居古潭は「旭川八景」にも選定されており、今この時期はミズナラやナナカマド、カエデなど多様な木々がちょうど黄色やオレンジに染まりはじめてきています。

そんな神居古潭の中で、今井キャスターおすすめなのが、神居大橋と石狩川、そして紅葉が織りなすこの時季ならではの形式を一望できるアングル。神居古潭は秋がベストシーズンといわれていますが、春は桜、夏は新緑、そして冬は雪景色と、季節の移ろいを感じることができるので、どのシーズンでもおすすめです。


【東北】宮城県大崎市:鳴子峡

既に紅葉シーズンを迎える東北から神林キャスターが紹介するのは、宮城県にある鳴子峡です。
鳴子峡は、宮城県大﨑市にある東北屈指の紅葉スポットです。深さ100メートルにも及ぶ大峡谷が、秋には赤や黄色に染まり、ダイナミックな岩肌と紅葉のコントラストはまさに絶景です。

そんな秋の鳴子峡の代表的な景色がこちら。
鳴子峡レストハウスからのこの景色は、思わずシャッターを切りたくなるような美しさです。鳴子峡には遊歩道も整備されていて、鮮やかな木々の中をゆっくりと散策することができます。

紅葉を満喫したあとは、近くの鳴子温泉で疲れを癒したり、工芸品として有名なこけしの絵付け体験で、旅の思い出を持ち帰ったり、観光スポットとしてもおすすめです。


【中部】岐阜県郡上市:郡上八幡城

朝晩はすっかり秋らしい気温となった中部支社から、山口キャスターが紹介するスポットは2つ。
まずは岐阜県郡上市にある郡上八幡城です。

四季折々、美しい表情を見せてくれる郡上八幡城。秋は奥美濃エリアの紅葉の名城として知られ、11月上旬~中旬ごろに見ごろを迎えます。
見どころは、青空にもよく映える白亜の天守とモミジの共演です。燃えるように真っ赤に色づいたもみじが天守を取り囲む様は、「天守炎上」と例えられる圧巻の景色です。今年も11月2日~24日にかけて郡上八幡城もみじまつりが行われ、そのうち8日~17日にはライトアップも行われます。

次に紹介するのが、愛知県春日井市にある隠れた紅葉の名所、愛岐トンネル群です。
いまからおよそ120年前の1900年、旧国鉄中央線の名古屋~多治見間が開通したトンネル群は、
明治時代に経済発展の大動脈として中部地方の発展に大きく貢献しました。1966年に廃線となった後も開通当時のまま残され、国の登録有形文化財となっています。普段は立ち入り禁止地区ですが、春と秋は3号トンネルから6号トンネルの間およそ1.7キロを期間限定で公開されています。

そんな愛岐トンネルのシンボルといえば、愛知県下最大級の大モミジ。廃線には300本もの天然モミジがあって、秋には真っ赤なモミジのトンネルができあがります。一年のうち、ほんの短い間だけ公開される愛岐トンネルは必見です。


【関西】京都府:叡山電車『もみじのトンネル』

関西支社からは、山下キャスターが、京都府の叡山電車沿線でみられる「もみじのトンネル」を紹介します。
「もみじのトンネル」は、叡山電車で京都市左京区出町柳駅から鞍馬駅へ北へのぼる途中にあります。
市原駅から二ノ瀬駅との約250mの区間には、およそ280本ものイロハモミジやオオモミジが線路に沿うように植わっており、電車の窓からは紅葉のトンネルをぐんぐん進み、車窓いっぱいに広がる紅葉が楽しめます。秋の紅葉シーズンには、夜のライトアップも開催されます。あかりに照らされた色鮮やかなもみじのトンネルを電車の窓から眺めると、昼間とは また一味違った幻想的な雰囲気を楽しめます。

見ごろは11月の下旬ですが、見ごろを迎えるまでに青モミジの緑から、黄色、オレンジ、燃えるような赤色へと変化し、見頃の時期に限らず、長い期間にわたって、美しい景色を楽しむことができます。


【関東】東京都:明治神宮外苑

最後に関東からは工藤キャスターが「明治神宮外苑」を紹介します。
東京都内で紅葉スポットといえば 明治神宮外苑のイチョウ並木を思い浮かべる方も多いのではな いでしょうか。約300mの通りの両側に146本のイチョウの木が9m間隔で並んでいます。このイチョウ並木は今からおよそ100年前の1923年、大正12年に誕生したそうです。100年もの間、この道を通る人々を感動させてきたイチョウ並木に、ロマンを感じますよね。

明治神宮外苑の今年の紅葉の見ごろは、tenki.jpによると11月中旬から12月上旬までの見込みです。例年ライトアップも実施されていて、日中とはまた違う幻想的な景色を楽しめそうです。

11月中旬にもなると夜はうんと冷えますので、夜の紅葉は防寒対策をしっかりして楽しんでください。


動画解説:(本社)工藤佳奈子、(北海道支社)今井希依、(東北支社)神林有希、(中部支社)山口菜摘、(関西支社)山下祐菜

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