「夫と何日も口を利いていない…」夫婦喧嘩後に、無視され続けて悩むあなたへ「このまま離婚するしかありませんか?」【専門家がアドバイス】

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夫婦喧嘩後に無視が長期間続くと離婚の危機?

夫婦喧嘩の後も、相手から無視された状態が続くとどうなってしまうのでしょうか。「もうこのまま、一生冷え切った関係が続くのか」「離婚することになるのではないか」と不安になる妻や夫もいるでしょう。無視の期間が長く続くと、離婚の危機を迎えるのか。無視が長期間続いた場合の影響を説明します。

▽相手が離婚を考えている可能性も

無視をする期間が、2,3日どころか、数カ月、半年以上も続くことがあります。こんなとき、相手はもう夫婦関係を修復するのをあきらめ、離婚を検討している可能性があります。既に、弁護士に相談するなどして準備を進めていることもあります。

もし、離婚を回避したいのなら、早期に関係修復を図ることが大切です。自分も意地を張っているのなら、少しずつ歩み寄る姿勢を見せましょう。もし、相手が離婚を考えていても、喧嘩したくらいでは相手の合意なしに離婚はできません。心配なときは、夫婦関係に詳しいカウンセラーや弁護士に相談するといいでしょう。

▽精神的な疾患につながる恐れも

家族に無視されるというのは、精神的につらいものです。一方で、無視する側も平静ではいられません。お互いにストレスがたまり、家にいても心が休まりません。こうした状態が続くと、精神的に不調を来たすことがあります。気分の落ち込みや不眠、不安が続くようなら、心療内科や精神科を受診しましょう。

もしかすると、無視を続けている相手側は、既にメンタルに問題を抱えているのかもしれません。相手の体調を気遣い、相手の言動に注意を払うことも必要でしょう。とにかく、家庭を心休まる場所に戻すために手を打つ必要があります。

▽子どもに悪影響が出ることも

夫婦の間で、相手を無視するような状況が続くと、子どもの成育や心理に悪影響を及ぼす可能性があります。家族の間で相手を何日も無視して、口を利かない状況は普通の事ではなく、それを目の当たりにした子どもは、悲しさや寂しさ、つらさを覚え深く傷つきます。両親が離婚するのではないか、と不安を覚える子どももいるでしょう。

両親が不仲の家庭では、子どもは居心地の悪さを覚え、家に帰っても心は安らぎません。そんな不安を抱え続けていると子どもは、問題行動を起こすこともあります。親の姿を見て、平気で他人を無視するような性格になってしまう可能性もあります。子どもの成長を考えれば、早く元の夫婦関係を取り戻すべきでしょう。

夫婦喧嘩後に無視された相手と仲直りする方法

夫婦喧嘩を機に相手から無視されるようになってしまったら、どのように仲直りしたよいのでしょうか。仲直りする方法を3つ紹介します。喧嘩のいきさつや相手の性格も考えながら、効果がありそうな方法を試してみてください。

▽様子をうかがい冷却期間を置く

夫婦喧嘩中に無視されたり、喧嘩後も無視が続いたりしている場合は、相手は感情的になっている可能性があります。とりあえずは、相手の気持ちが落ち着くまで様子をうかがい、冷却期間を置きましょう。冷静になれば、相手も「大人げないことをしてしまった」と反省してくれるかもしれません。

ただ、相手にモラハラ気質がある場合は要注意です。モラハラ気質の人は、相手が自分の顔色をうかがうようになることで、相手を支配しているように感じます。無視をすれば、自分に気を使ってもらえると思って、ますます冷たい態度を取るようになるかもしれません。そのときは、無視されても気にしない態度で受け流すことが必要です。

▽相手を理解する

夫婦喧嘩の後も、相手が無視を続けているのは、なにか大きな不満を抱えているのかもしれません。直接聞いて、答えてもらえれば、そこから話し合いも始められますが、答えてもらえない場合は、まず相手を理解することから始めましょう。

冷静になって喧嘩の内容を振り返れば、相手が何に不満なのかわかるかもしれません。そうでなくても、時間をかけて、夫を理解しようとすれば、相手もそうした態度に気付いてくれるはずです。相手が軟化したタイミングをとらえて、相手を理解したいことや仲良くやっていきたいことを伝えましょう。

▽お互いが興味のある話題を自然に切り出す

相手に無視されるようになった後、しばらくして互いに冷静になったら、2人の共通の話題などで声をかけてみましょう。喧嘩とは全く関係のないことを、さりげなく話すと、相手も返事をしてくれるかもしれません。もし、相手が普段通りに会話をしてくれたら、一言「この間はごめんなさい」と言ってみてもいいでしょう。

特によい話題がないときは、食事に誘ってみたり、相手の好きな料理を作ってみるのも良い方法です。一緒に食事をすると互いにリラックスできるものです。子どもがいるのなら、子どもの様子や頑張りなど楽しい話をしてみると、案外話が弾むかもしれません。

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