桜の下で「お兄ちゃん頑張ってね」の写真から2年後…「思いやりのバトンタッチ」が540万表示

太田 浩子 太田 浩子

 2年前、満開の桜の下で入園するお兄ちゃんに少し背伸びをするように手を伸ばして「お兄ちゃん頑張ってね」と、黄色い帽子をかぶせた妹ちゃん。お互いに離れることがちょっと不安なのかもしれない…そんなふたりをピンクの桜が優しく包んでいました。

 それから2年後の今年の春、妹ちゃんが入園します。すっかり大きくなって、2年前のお兄ちゃんと同じ青いスモックを着た妹ちゃんに、黄色い帽子を「頑張ってね」とかぶせるのは、さらに大きくなったお兄ちゃんです。

 この2枚の写真を撮ったのは、家族写真を撮り続ける「Masaya "パパカメラマン"」(@88Masaya)さんです。Masayaさんは、思い出と成長をともに残すために、毎年同じ場所で写真を撮っています。

「息子と二年前に撮った写真を一緒に見ながら、この時は妹が『お兄ちゃん頑張ってね』の想いを込めて帽子を被せてくれたんだよ...という話をしたら、今度は自分が妹に『頑張ってね』の想いを込めて帽子を被せてあげる...と張り切って妹に帽子を被せてあげてくれました🌸」(Masayaさん)

 写真が投稿されたXは、540万回表示されるほど話題になりました。

「めっちゃ素敵です☺️ ずっと見ちゃいます✨」
「思いやりのバトンタッチですね」
「エモい…」
「可愛い ふたりともいつまでも仲良しでね🎀」

などとのメントが寄せられています。Masayaさんにお話を聞きました。

――同じ景色の中で写真を撮るってステキですね。

 ありがとうございます。今年も河津桜と一緒に撮れました。一足早く春を感じられて嬉しく思います。

――お兄ちゃんも同じ場所で写真を撮る意味を理解されているようです。ご家族の皆さんで今年もあそこに写真を撮りに行こうというお話をされるのですか?

 基本的に大人が計画を立てるのですが、子どもたちと一緒に思い出の場所の写真を家族で見返したり思い出を話したりする事がよくあるので、記憶にも毎年残っているようです。

――できあがった写真を見て、お兄ちゃんはなんて?

 「妹も一緒に着られたね。一緒に毎日行こうね。」と4月からの生活を楽しみにしている様子です。娘もお兄ちゃんと一緒の憧れの園児服でしたので、「わーい!嬉しい!嬉しい!」とわかりやすく喜んでいました。

――かわいいですね。写真が気軽に撮れるようになって子どもの写真がみなさん増えていると思うのですが、たくさん撮られるMasayaさんはお子さんにどのようにして写真を渡される予定ですか?

 それぞれのシーズンで数えきれないほどの思い出の写真があります。お気に入りの写真やエピソードとして伝えやすい写真はアルバムにして大きくなってもすぐに見返せるようにしておきたいと考えています。

◇MasayaさんのX https://x.com/88Masaya

◇Masayaさんのインスタグラム https://www.instagram.com/masaya_88

◇紅葉の下の家族写真が話題になったときの「まいどなニュース」の記事 https://maidonanews.jp/article/14482528

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