「トイレの手前でおしっこする犬に呼びかけポスター貼ったら熟読してた」
そんなユーモアあふれるコメントを添えてXに投稿されたのは、シベリアンハスキーの男の子「福丸」くん(取材時、生後10カ月)の様子を写した2枚の写真です。
1枚目には「奥まであと一歩!! しっかり入ってください。飼い主」と書かれた手書きのポスターが、2枚目にはそのポスターを至近距離でじっと見つめる福丸くんの後ろ姿が収められています。
思わず笑ってしまうようなやりとりに、4万件を超える“いいね”が寄せられ話題に。Xユーザー・ふくまる+ぶな=さん(@fukumaru_buma)に、投稿写真の背景について伺いました。
“熟読ワンコ”誕生の裏側 きっかけは「前足だけ」問題
ーーこのポスターを作ることにした理由を教えてください。
「前足だけペットシーツにのった時点で『自分はしっかりトイレに入ってる』と思っちゃうようでおしっこし始めてしまい、結果的に盛大にはみ出すことが多々あったため、苦肉の策でポスターを作りました」
ーーポスターを貼ったのはいつ頃ですか? 福丸くんの反応も印象的でした。
「ポスターを貼ったのは去年の11月20日あたりなので、その時は生後5カ月です。新しいものには基本的に興味を持ってくれるので、今回もポスターにしっかり気づいて至近距離で熟読してくれました」
ーー見つめる福丸くんを見て、どんな気持ちになりましたか?
「本当に熟読してるように見えて笑ってしまいました」
ーーポスターの効果が気になります!
「奇跡的に奥まで行っておしっこしてくれることは増えました。徐々にまた外側にするようになってはみ出るようになりましたが」
ーー同居犬の「ぶな」ちゃんは、同じ場所でトイレをしていますか?
「ぶなはまだ小さいのと足が悪いので、基本的に別のお部屋にいます。今のところトイレの成功率はめちゃくちゃ高くてポスターは貼ってません」
ーー福丸くんの性格についても教えてください。ぶなちゃんとの関係も気になります。
「福丸は小さい時からおっとりまったりマイペースな子です。小さい時は病院の先生に『起こしてでも遊んでください』と言われるほど放っておけばずっと寝てたし、今もランに行っても木陰で寝てたりすごーくマイペースです」
「基本的に他の子にも優しくできる子なので優しい子だなとも思ってます。福丸がこんな感じなのでぶなをお迎えする時もあまり心配はしていませんでしたが、足の悪いぶなと上手に遊んでくれていて、ぶなにワンプロ中噛まれても強く噛み返さないので本当にいい子だなと思っています」
福丸くんの“真剣すぎる”反応に、多くのユーザーからクスッと笑えるコメントが寄せられました。
「見てる見てる」
「ちゃんと読んでてえらい! かわいい!」
「ポスターに近すぎてウケた」
「かわいい〜〜〜! 賢い……!」
「ちゃんと漢字にふりがなふってあるのも優しいし、しっかり読ませようとしてる」
「こんなに熟読してくれると書いたかいがありますね。かわいいいい」
「うちも張り紙しようかな。一歩手前でしちゃう」