【お前クラウン…なのか?】クラウンセダン新型VS旧型…どっちがお買い得? 価格・性能大公開!

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

安心の220系、斬新さの30系

▽外装デザイン比較

220系クラウンセダンは、凝縮された強さと、洗練されたエレガンスの両立によるスポーティセダンの創出を狙いデザインされた。「スポーティセダンであること」を重要視している。

対する30系クラウンセダンは、ニューフォーマルを追求した美しい佇まいを追求し、デザインされた。従来のクラウンイメージをまったく感じさせない個性を重視したデザインといえる。

220系は、無難で安心感がある。古さを感じさせないのは美点だ。ただし、30系の圧倒的な存在感や個性と比べると、少し地味に見えてしまう。

▽フロントフェイス比較

220系クラウンセダンは、フロントグリルの押し出し感を重視し、迫力あるフェイスを生み出した。フェイスデザインのスタンダートと言える手法だ。バランスよくまとめらえていて、今でも古さを感じさせない。

30系クラウンセダンは、鋭さとワイド感を強調する「ハンマーヘッド」と、縦基調のパターンを施した大型台形グリルの「アンダープライオリティ」の組み合わせで、かなり個性が強いフェイスとなった。バンパーも手の込んだ立体的な造形で、圧倒的な存在感をアピールする。

220系クラウンセダンは「派手さは必要なく、落ち着いた雰囲気が好き」という人にお勧めだ。「斬新で存在感を重視」するならば、30系クラウンセダンが圧倒する。

▽リヤスタイル比較

220系クラウンセダンは、ややツリ目のリヤコンビネーションランプでスポーティさを演出している。RS系は4本出しのマフラーを装備し、スポーティさが強調された。

30系クラウンセダンは、かなりドッシリとした安定感あるフォルムだ。ワイドになった全幅に加え、一文字のコンビネーションランプが存在感を示す。

220系は、スッキリ系。30系はややアクの強いデザインといえる。

▽サイドスタイル比較

220系は、流麗にトランクへと続くクーペルックのルーフラインでスポーティさを強調している。そのため、6ライトウインドウとなっている。

30系は、20系より滑らかに長く伸びるルーフラインとしている。セダンというより、4ドアクーペのようだ。

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