子どものお友達のママのこと、どんな風に呼んでいますか?
その呼び名について描いた一秒さん(@ichibyo3)の漫画に共感の声が集まっています。
親になり「子供の名前+ママ」で呼ばれる機会が増えていくなか、「出来れば本人の名前を呼んであげたいなあ」と思っていた一秒さん。ですが、ママ友たちとの食事会に初めて参加したときに、その考えはどうやら甘かったことに気づきます。
ママ友と1人知り合えば、自動的に子どもの名前とお顔もセットで覚えなければならず、更にはパパの名前までも…となり、もはや脳が限界に…。もちろん全員覚えたほうが良いとは思うものの、名前を覚えることが苦手な一秒さんにとっては、子どもの名前を覚えるだけで良い「〇〇ちゃんママ(パパ)」方式がとても合理的で大変助かる呼び方であることを悟ったのでした。
一秒さんにお話を伺いました。
町で偶然ばったり会った時にも便利です
――食事会はどんな集まりだったのですか?
我が家には未就学児の子どもが2人いまして。この時は、スイミングクラブで知り合ったママさんとのランチ会でした。まだそこまで仲良くなかったのでお互い名字はなんとなく知っているものの、お子さんの名前やママさんの名前はあやふやでした。
――ママさんたちも同じように、一秒さんのことを「〇〇くんママ」と?
はい、「〇〇くんママ」や「〇〇くんのお母さん」と呼ばれています。個人名で呼ばれることはまずないです。
――旦那さんやお子さんたちも同じように?
子どもも夫も「〇〇くんのママ、〇〇ちゃんのパパ」といった呼び方です。私も家族も個人名はほとんど覚えられていなくて。町で偶然ばったりママさんと会った時も「〇〇ちゃんママ~!」と呼びかけることができて便利でした。
――ちなみに、お名前で呼び合うママさんはいらっしゃいますか?
下の名前で呼ぶ方はまだいないです、そこまで関係が深いママ友さんがいないので…。でもいつか下の名前で呼べるママ友さんが出来たら良いなと考えています。
◇ ◇
マンガには、「わかりみ」「さらに兄弟とかいたらもう無理ですよね」「同意です…名前で呼ばれなくて辛い…なんて思ったことありません」「自分も名前覚えるのが苦手です」など、共感のコメントが寄せられています。
一秒さんは、「たまにお子さんの名前自体をド忘れすることも…。そんな時はお母さんとの会話や子どもさんへの呼びかけから必死にヒントを探ります」とも。こちらも非常にあるあるです。
出会って間もない時期をはじめ、一秒さんのエピソードのように複数の親子が集う場面などでは、お子さんの名前から「〇〇ちゃん(くん)ママ」と呼ぶことで、スムーズに会話を運べそうです。幼少期の集団生活の場では、先生方から「〇〇ちゃん(くん)ママ~!」と呼ばれるシーンもしばしばあるのではないでしょうか。
小学生以降になると保護者同士「〇〇さん」と名字で呼んだり、仲良くなったママさんとはお互い名前で呼びあったり、もちろん「〇〇ちゃん(くん)ママ」そのままの場合も。出会う場所やシーン、子どもたちの月齢や学年、お相手との親密度などによって、親御さんの呼び方も様々あるのかもしれませんね。
■一秒さんX https://twitter.com/ichibyo3