【漫画】「残業をするから先に寝てて」と伝えていたのに、起きていた娘…クールな表情に秘めた本音とは? 父との優しい距離感

海川 まこと 海川 まこと

年頃の娘さんを持つご家庭では、父親との間にできる“微妙な距離感”を経験した人も多いはず。特に理由はないのになんとなく距離を置いてしまったり、父娘の会話が減ってしまったりすることもよくある話ではないでしょうか。

そんななか、漫画家のこばやし たけしさんがX(旧Twitter)に投稿している漫画『父と娘の日常。』では、クールな表情を浮かべる娘と父親とのやり取りが描かれていますが、娘の発するひと言が常に父親への愛に溢れていると話題に。

同作は「残業をするから先に寝ていなさい」と連絡していたにもかかわらず、父親の帰宅時間に合わせて夕食のパスタを用意してくれていた娘とのエピソードです。

短い会話のなかにも父親を気遣う愛情がしっかりと感じられ、思わずデレてしまう父親の返答を見ていると、登場しないものの父親がきっとニヤけているに違いないと想像を膨らませる読者も大勢いるでしょう。

そこで、同作誕生のきっかけなどを作者のこばやしたけしさんに聞きました。

ー同作を書き始めたきっかけを教えてください。

高校生くらいの年代の娘のイメージって父親に対して必要以上に厳しいというか、それこそ嫌うとまでいかなくてもなんか急に距離感がでますよね。私も経験上からよくわかります。

そうした世間一般のイメージの「父と娘の微妙な関係」を逆手に取る感じで、「一見厳しいことやドキッとする発言を言う娘なんだけど、じつはパパのことを思っているからこそ」というギャップを描いたら面白いんじゃないかな?と思って試しに描いたのがきっかけです。

それを何回かXに投稿したところ、テーマ的にあまり見かけたことがない新鮮な作品ということで回を追うごとに好評いただきまして、それからこの作品を描いております。

ーお子さんとの実際のやり取りからアイデアが出ることはありますか?もしある場合は、どんな出来事から着想を得ることがあったでしょうか。

私は普段父親としての目線で生活しておりますが、逆に娘の視点で考えるとどうなるか?というのを常々考えており、そこで思いついたことを作品に投影してるかと思います。それこそ料理、食事やお風呂、掃除や洗濯といった普段の生活、それこそ「日常」から思いつきます。

ー同作を投稿しはじめてから、周りからはどのような反響がありましたか?

あんまり読んだことがないジャンルで面白かったとか、パパの人柄があってこその娘さんだね、とか親子の会話にほっこりしました、とありがたい感想をいただき嬉しく思います。

ー最後に読者へのメッセージをお願いします。

いつも「父と娘の日常。」をお読みいただきありがとうございます。毎回更新を楽しみにしてくださる読者さまのリアクションや応援によってこのお話は続いております。引き続き楽しんでいただけるよう頑張りますので、どうぞこれからもデレていただければ幸いです。

<こばやし たけしさん関連情報>
▽X(旧Twitter)
https://x.com/attake_
▽「父と娘の日常。」(1〜8巻 Kindle版)
https://www.amazon.co.jp/shop/influencer-94bad0d6/list/SDH7GFU3WVL0?&linkCode=sl2&tag=akitayonkomac-22&linkId=019f5e85ab478953668b23b8c06b4df5&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl
▽こばやし たけしさん関連情報まとめサイト
https://lit.link/attake

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