冬場は静電気に悩まされる季節。上着がすれるといったたびに「パチパチ」と痛い思いをされている方も多いのでは?「この静電気、何とかしたい!」とお悩みの方に、宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)公式インスタグラム(@coco_ara_cleaning)では、静電気が起こる仕組みを理解することで静電気の不快感を軽減できるとして、衣類素材のミニ知識を紹介しています。
静電気が発生するのはなぜ?
静電気は、「異なる素材で作られた衣類がこすれることで発生する」とのこと。一方はプラスの電気を、別の方はマイナスの電気を带びるからだそうです。これを「带電」といい、带電した衣類から静電気が「放電」されることで「パチパチ」という現象が起こるということです。
また、プラスとマイナスの「带電」のしやすさは素材によって違うため、これらの素材の組み合わせを避けることで、静電気の発生は抑えられるそうです。それでは、どのような組み合わせならよいのでしょうか。
衣類の素材の組み合わせで軽減
電気が帯電しにくい素材は「綿」「麻」「絹」です。
一方、「プラス」の帯電しやすい素材は、
・ナイロン
・ウール
・レーヨン
「マイナス」の帯電しやすい素材は、
・アクリル
・ポリエステル
・レーヨン
とのこと。
素材の組み合わせとして、プラスとプラス、マイナスとマイナスのように、同じ性質の電気を带電する素材ならこすれあっても静電気は発生しにくくなります。 元々带電しにくい綿や麻などの素材は、こすれあっても静電気は発生しないそうです。
NGの素材の組み合わせは?静電気を抑えるひと工夫
たとえば、「アクリル素材のスカート」×「ナイロン素材のタイツ」といった素材の組み合わせは、「プラス」と「マイナス」の帯電である素材の組み合わせなので、静電気がバチバチになるとのこと。着用前に素材を少し気にするだけで、静電気が大幅に軽減されるようです。
それ以外にも、
・柔軟剤を使用する
・静電気防止スプレーを使用する
といったことでバチバチ静電気生活が抑えられるそうです。
▽出典
・宅配クリーニングのcoco-ara(ココアラ)インスタグラム「静電気起こりやすい人必見!」
https://www.instagram.com/p/DDzDdHeByqs/?img_index=1