夏真っ盛りで、ミンミンとうるさいセミの声が鳴り響く今日この頃。
そんな中、SNS上ではセミが鳴き止む時間についての検証が大きな注目を集めている。
「ウチの周りのセミが急激に静かになる時間が気になりすぎて録音して検証してしまった…。
その結果、0時半くらいに極端に減少することが分かった…。」
という興味深い検証結果を紹介したのは株式会社ホロラボ所属デザイナーのmasanagaさん(@tasklong)。
録音された音の波形図を見ると、たしかにある時間でセミの声はピタリと鳴り止んでいる。一体どのような要素がセミたちが鳴く時間に作用しているのか…。
masanagaさんの投稿に対し、SNSユーザー達からは
「これは素晴らしい自由研究素材…!」
「朝まとまって鳴き出すと思ってたら夜もまとまって静かになるのか
いい研究素材だなぁ」
「セミって鳴く時間がある程度決まってるんですよね
あと湿度とか気温とか天候でも鳴いたり鳴かなかったりします
特に最近は夜でも暑いのと明るいのが関係あるんじゃないでしょうか」
など数々の関心の声が寄せられている。
masanagaさんにお話を聞いた。
ーー今回の検証の経緯をあらためてお聞かせください。
masanaga:自宅の裏手にちょっとした森がある公園があり、日ごろからセミの鳴き声が大音量で聞こえるような場所なんです。最近は夜遅くまでずっと鳴いていることもあって、逆にうるさいと感じるようなこともなくなっていたのですが、ある時そろそろ寝ようかという時間に外から何も聞こえてこなくなっている事に気づきました。その日はほんの1時間くらい前まで鳴き声が聞こえていたのは覚えていたので、どれくらいの時間が鳴きやむ境目なのかが気になり、次の日にマイクを設置して録音をしてみることにしました。
ーー検証結果へのご感想をお聞かせください。
masanaga:思った以上に急に鳴き止むんだなと思いましたが、なぜそこで鳴き止むのか、時間なのか気温なのか別の日にも記録をしてみたりしてみたのですが結局わからず、検証としては十分な結果が得られなかったなと感じました。
ーー反響へのご感想をお聞かせください。
ーーふとした疑問から軽い気持ちでちょっとやってみただけだったので、これほど反響があるとは思っていませんでした。反応を見ると同じような疑問を感じている人がいたり、時期的にも自由研究のようで面白いと関心を持っていただいたようでした。
◇ ◇
子供の頃から触れない、なるべく姿も見たくない、抜け殻もダメ…大のセミ嫌いというmasanagaさんだが、今回の反響を得てその後もさらなる検証を続けているそうだ。
ご興味ある方はぜひmasanagaさんのXアカウントをご覧いただきたい。
masanagaさん関連情報
Twitterアカウント:https://twitter.com/tasklong