古い映画を見ていたら…学生ざわざわ「これ何?」→昼休みにみんなでスポーツ 今の若者には昭和の企業労働文化が新鮮!?

中将 タカノリ 中将 タカノリ

昭和の企業労働文化がSNS上で大きな注目を集めている。

きっかけになったのは法政大学法学部教授の河野有理さん(@konoy541)が投稿した

「『下町の太陽』、面白かったのは、会社の休み時間に従業員が卓球やバレーボールをしているというシーンに『これなに?……わからない……』という学生さんの反応があったことでした。あ、確かにわかんないか、わかんないよなあ、私も別にリアルで知ってるわけでもないしという。昭和の企業労働文化。」

というエピソード。

倍賞千恵子さんが下町の石鹸工場職員を演じた映画「下町の太陽」が公開されたのは1963(昭和38)年。確かにこの時代から1990年代頃までの映画やドラマを見ると、会社の休み時間に社員たちがスポーツに興じるシーンが登場することがある。今だと「休み時間くらい一人で過ごしたい」と思う人も多いだろうが、当時は社員間でもある種の団体性が求められる時代だったのだ。

河野さんの投稿に対し、SNSユーザー達からは

「植木等のサラリーマンものでも昼休みに屋上でバレーボールなどするシーンがありましたね。複数の会社が入っているビルだと出会いの場所でもあったと聞きました」
「出会いの場としては、社交ダンスとかハイキングとかもあったと聞いたことが。ある種、会社公認の合コンですね」
「子安にある技術センターで週2で働いてた頃、昼飯食べた後キャッチボールしてた。平成でした」
「昔は会社の同僚は定年まで一緒にいる仲間でしたからね」

など数々の意見が寄せられている。

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