「来たな…嵐が」弟が少年漫画のライバルのようにお出迎え!?…もしかしてちょっとずれてる?独特な”我が家ノリ”

わたなべ こうめ わたなべ こうめ

国が変わるとコミュニケーション文化も変わるように、各家庭には独自のコミュニケーションがあるものです。自分の家庭の当たり前が世間のスタンダードだと思っていると、「そんなことをしているんだ!」と驚かれる場合も。とくに新年度は新しい出会いが増えるので、お互いの家庭の話をして盛り上がる機会が多いかもしれません。みなさんはこんな家族のコミュニケーションのあり方に「マル」か「バツ」か…いかがですか?

息子の頭をかじるフリをする夫

Oさん(30歳、神奈川県在住、専業主婦)は、夫(30代、会社員)が2歳の息子にするコミュニケーションを見て笑ってしまいます。追いかけっこをするときはいつも鬼役の夫。息子を捕まえると「かわいくて食べちゃうぞ~!」と頭をかじるフリをするとのこと。

「え?息子さん怖がらないの?」と私が聞くと「喜んでキャッキャしてる」と答えるOさん。怖がりの我が子を持つ私からは、考えられないコミュニケーション方法です。Oさんの息子くんなら、幼稚園の節分行事もへっちゃらでしょう。

漫画のセリフを丸暗記している夫婦

Tさん(40代、東京都在住、パート)夫婦にも、独自のコミュニケーションがあります。2人はアニメや漫画が共通の趣味。一緒に同じ作品にハマると、しばらくセリフを使った寸劇を楽しむそうです。どちらかがセリフを投げかけると、相手は正確にセリフを返すのが暗黙の了解なのだとか。

一度夫婦のやり取りを娘さんが録画した動画を見せてもらったのですが、Tさん夫婦の熱の入った芝居に本気を感じました。ときどき娘さんも参加するようで、とても楽しそうです。

扉の前に壁のように立って驚かせてくる夫

Bさん(20代、千葉県在住、会社員)も、オリジナリティ溢れるコミュニケーションをしているようです。家で買い物に出かけた奥さんを待ち受けてビックリ大会をするのが趣味なのだとか。扉の向こう側に壁のように立ってスタンバイし、開けた奥さんを驚かすのが一番多いパターンです。

奥さんがビックリし過ぎないように、彼氏は気配を匂わせてくれるとのこと。「いるな」と思いつつ、奥さんは夫の期待に応えて驚いて見せています。想像するだけで微笑ましくなる夫婦です。

コミュニケーションは十人十色

相手と良好な関係を築くのがコミュニケーションの基本。世間一般的ではなかったとしても、お互い楽しくて幸せな気持ちになれるなら、それが一番ですね。あなたの家庭には、「ちょっと変なコミュニケーション」はありますか?

▽埼玉県・50代男性

オナラの音を、娘が真似して言います。音のニュアンスもうまく再現してきて笑えます。娘は中2で、話してくれることは少なくなっているのですが、彼女なりのコミュニケーションなんでしょうか。得意げに再現してきます。そのあと「臭い」と怒られることもありますが。

▽静岡県・30代女性

クイズ番組をみている時、声を合わせて答えを発表します。その時号令をかけるのは小3の息子。指揮者のように指を振って、「せーのっ」と合図をします。元々それをやっていたのは音楽が好きな夫でしたが、息子の成長によって代替わりしました。

▽奈良県・20代女性

実家に帰ると弟が、少年漫画のライバルのように意味深な立ち方をして待っています。「来たな…嵐が」など厨二病的なセリフを言ってくるまでがワンセット。それにアドリブで返す私の身にもなってほしいけど、帰る前からスタンバってくれてると思ったらなんか可愛いですね。

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