ペット可の物件に住んでみて分かった…物件選びで「最も重要なポイント」は 3位「家賃や管理費」、2位「広さや間取り」

まいどなニュース まいどなニュース

大切なペットと快適に暮らせる部屋を見つける際に重視するべきポイントはどのようなものがあるのでしょうか。そこで、ペット可物件でペットを飼育したことがある全国の男女486人に調査をしたところ、ペット可物件に住んでみて、最も重視すべきと感じたことは「防音が十分であること」でした。また、ペット可物件に住んでみて困ったことでは、「近隣住民のペットの鳴き声や足音が気になること」が最も多かったそうです。

ペット保険相談サービス『MOFFME』を運営する株式会社Wizleap(東京都渋谷区)が、2022年12月~2023年1月の期間にインターネット上にて実施した調査です。

なお、同調査の回答者が飼育しているペットの種別は、「小型犬」(50.0%)、「猫」(32.1%)、「中型犬」(14.4%)、「小動物」(8.3%)、「大型犬」(2.1%)となっています。

まず、「ペット可物件選びで困ったこと」を聞いたところ、「物件数が少ないこと」(80.9%)が最も多く、次いで、「家賃や初期費用が高い」(49.2%)、「頭数制限がある」(15.0%)と続きました。なお、「その他」(1.4%)の回答では「猫可物件が少ない」という声も寄せられており、猫の習性である「爪とぎ」によって内装が傷付けられることに不安を感じて、猫は不可としている物件もあることがうかがえたそうです。

同社は、「全賃貸物件数のうち、ペット可物件は約12%ほどしかないと言われております。ペット可物件が少ない要因としては『原状回復に費用がかかり、費用負担に関してトラブルになることがある』『住民とのトラブルになることがある』『防音壁への変更など、リフォームが必要』などがあげられ、ペット可物件の需要があるにも関わらず、前向きになるオーナーさんが少ないという現状があります」と説明しています。

続いて、「ペット可物件選びで重視したこと」を聞いたところ、「家賃や管理費など、予算を超えないこと」(60.1%)、「広さや間取りが十分であること」(54.9%)、「住みたいエリアであること」(50.6%)が上位に挙げられました。

しかし、「実際にペット可物件に住んでみて、最も重視すべきと感じたこと」についても聞いたところ、「防音が十分であること」(23.7%)が最も多く、次いで、「広さや間取りが十分であること」(18.9%)、「家賃や管理費など、予算を超えないこと」(18.5%)という結果となったそうです。

そこで、「ペット可物件に住んでみて困ったこと」を聞いたところ、「近隣住民のペットの鳴き声や足音が気になること」(47.0%)が圧倒的1位となり、「ペットが原因で近隣住民とトラブルに発展した」と回答した人も17.3%いることが分かりました。

同社は、「ペット可物件だから迷惑をかけることはお互い様と甘えずに、お互いが気持ちよく生活ができるようリスク対策をすることでトラブルを防ぐこともできるでしょう」とコメントしています。

最後に、「住んでいるペット可物件の満足度」を聞いたところ、84.4%の人が「満足している」と回答。その一方で、15.6%の人が「不満」を感じていることが判明。

なお、「不満に感じている理由」としては、「防音が不十分」(51.3%)、「広さや間取りが不十分」(31.6%)、「築年数が古く外観が汚い」(23.7%)、「近隣住民のペットに対する理解がない」(15.8%)といった回答が上位に挙げられたそうです。

   ◇  ◇

【出典】
▽MOFFME
https://moffme.com/

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース