仕事で「やる気を無くしたことがある」社会人の96.2%が回答 理由の2位は「何を期待されているかわからない」

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みなさんは、職場においてどんなときに「やる気」がなくなりますか。就業経験のある全国の20~60代の男女124人に「やる気がなくなった瞬間に対する意識調査」を実施したところ、9割以上の人が「仕事を通じてやる気を無くしたことがある」と回答しました。また、具体的な「やる気を無くした瞬間」については、「結果に対して正当な評価が得られない」という回答が最も多かったそうです。

株式会社職場風土づくり(愛知県名古屋市)が、2022年12月にインターネット上にて実施した調査です。

まず、「仕事を通じてやる気を無くしたことがありますか」と聞いたところ、96.2%の人が「やる気を無くしたことがある」と回答しました。

また、「具体的なやる気を無くした瞬間」としては、「結果に対して正当な評価が得られない」(51%)、「何を期待されているかわからなくなった」(46%)、「仕事を進めるための支援がえられなかった」(44%)といった回答が上位に並びました。

 

次に、「やる気を無くした瞬間にエンゲージメント(会社に対する『愛着・思い入れ』など)は下がりましたか」と聞いたところ、85.4%の人が「下がった」と回答。

また、「やる気を無くした瞬間を振り返ってみて、どの様な制度や体制があればエンゲージメントは高まると考えますか」と聞いたところ、「職場における社員同士の強い関係性」(38%)が最も多く、次いで、「人事評価制度(考課制度)」(24%)、「企業の明確なビジョンや目標」(21%)などが挙げられたそうです。

   ◇  ◇

調査を実施した同社は「 生産性の向上にはモチベーションの向上、さらにはエンゲージメントの向上が重要だとすると、企業内で『なぜ・何がエンゲージメントを下げるのか、上げるのか』を調査し適切な対処、改善に取り組んで行くことが重要となります」と述べています。

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