獣医「19歳なのに目がキラキラ、病気かも?」→「ただ可愛いだけでした」診断に爆笑「病名は『可愛いだけ』w」

はやかわ かな はやかわ かな

20年後の同じ日に保護した「オスの三毛猫」

「ただ可愛いだけ」という診断をしてもらった後、しばらくして千代ちゃんは穏やかに旅立ったそうです。

「享年19歳の猫になってしまっているのですが、思い出をこんな風に話題にしてもらって、再び猫が帰ってきてくれたようで嬉しく思います」(黒百合姫さん)。

千代ちゃんが旅立った半年後、黒百合姫さんは奇遇にも、千代ちゃん兄妹を拾った同じ日に、瀕死状態だったオスの三毛猫を保護。実はほとんどの三毛猫はメスであり、オスの三毛猫は、生まれる確率が3万分の1と言われるほど希少なのだそうです。

「三毛なのでメスだと思ったのですが、足元に赤い毛があるオス三毛でした。茶白の千代はメスですが、茶白のメスも微妙に珍しいそうなので、二代続けて希少な子を保護したことになりますね(笑)。出会ったのが三日月が綺麗な夜だったこと、尻尾がすんなりして綺麗だったことから、三日月宗近から名前をいただき、『ちかちゃん』と名付けました」(黒百合姫さん)

しかし、ちかちゃんはケガをしており、上手く排尿できなかったそうです。

「どうやら自分で下半身を噛んでいたようで、慌てて動物病院で手術をしてもらいました。手術後も噛み続けていたのですが、去勢手術をして落ち着きました。三毛の皮を纏って生まれてきたためか、心が女の子だったからなのかな……と身内で話しています」(黒百合姫さん)

「可愛いだけ」じゃなく「招き猫」でした

「ただ可愛いだけ」と診断された千代ちゃんの生まれ変わりのように現れた、ちかちゃん。ちかちゃんは頭の良い子で記憶力がよく、千代ちゃんとマルくんができなかった「お手」ができるそうです。

今回の千代ちゃんの思い出ツイートによって、SNSがない時代に応援してくれていたファンの方ともつながることが出来たという、黒百合姫さん。19歳になってもずっと「可愛い」ままだった愛猫は、大切なご縁やちかちゃんという新しい家族を引き寄せてくれた「招き猫」でもあったようです。

■漫画家/イラストレーター「黒百合姫さん」

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