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ショック!20年間保管していた人気ゲームのコラボアイテムを父に飲まれ、空瓶は……ゲームファン号泣の事態に反響

竹中  友一(RinToris) 竹中 友一(RinToris)

「久しぶりに実家に帰省したら、20年間未開封で保管していたはずのポーションを親父が勝手に空けて飲んでいた上に、空き瓶が綺麗だと思った母親が花瓶に使用しており、玄関に一輪の花が刺して置いてありました」

SF作家やゲームレビュアーとして活躍する赤野工作さん(@KgPravda)。

Xのアカウント「模範的工作員同志/赤野工作」を通じて、実家で起こった珍事について紹介。投稿にはたくさんの人からの反響がありました。

ここでいう“ポーション”とは、人気RPGゲーム『ファイナルファンタジーXII』に登場する回復薬アイテムをイメージして作られたファングッズのこと。同ゲームの開発元であるスクウェア・エニックスとサントリーとのコラボレーションで、2006年に発売された清涼飲料です。

そのなかでも、赤野さんが保有していたものは、当時300万セット限定で販売された「プレミアムボトル」でした。

「当時はどこのコンビニでも売っていたので、どこで手に入れたかまでは覚えていません」(赤野さん)

長い間、保管されていた大切な一本。それを知らぬうちに飲まれ、空き瓶に花まで挿してあったたというのですから、驚いてしまいますね。そんな我が家の状況について綴ったポスト。リプ欄やリポストを通じて多くの反響がありました。

「貴重なポーションが飲まれてしまうとは」
「うちの押入れにもありました〜」
「うちにもいまだに飾ってある」
「ご両親の“再利用力”が高すぎる」
「飲まれ、花を生けられ、玄関に飾られるまでがワンセット」

ポーションや投稿に関する感想のコメントが寄せられるなか、20年も前のもので、とっくに賞味期限も過ぎているであろうドリンクを飲んでしまったお父様の体調を心配する声も多数ありました。

「20年熟成されたポーションは、もはや『回復薬』じゃなくて『猛毒』では...?」
「お父様よく飲みましたね」
「お父さんは大丈夫ですか?」
「彼が無事であることを願う」

しかし、それらの声に対して、赤野さんは「全然平気ですね」とあっけらかんとした返答。何でもお父様、少し飲んでみて「まずい」と思い、全部は飲まなかったといいます。

「元よりこのポーションは、各種ハーブを調合した薬臭ささがあり、選り好みの激しい飲み物という印象がありました。私自身は好きだったのですが――。そこに経年劣化も重なって、味わって飲めるものではなくなっていたみたいです」(赤野さん)

また、花が挿さっていた状況はどのようなものだったのでしょうか?

その時の写真もお持ちでないか赤野さんに聞いてみましたが、残念ながら「(空き瓶を)見つけてすぐに花を取り出してしまったので撮っていない」とのことでした。

しかしながら、リプ欄やリポストを通じ、このような書き込みも。

「俺の母親もポーションの空き瓶を花瓶にしてる」

実際にポーションに花や植物を入れて飾っている写真をアップする方もいました。

赤野さんのお母様と同じような発想をする方も、意外に多かったようですね。赤野さんに聞きました。

飲まれたポーションが花瓶にされていた

――ポーションが飲まれ、花瓶にされていたことに対しての感想は?

赤野さん:最初「一輪挿しの花瓶」となっていた状況を目にした時には、何も思いませんでした。あまりに予想外すぎて、それとポーションの瓶とを結びつけることができなかったからです。その後、それがポーションである事に気づいた時には、情けない話ですが震えが止まりませんでした。

――お父様はなぜポーションを飲まれてしまったのでしょうか?

赤野さん:実家では、一室をゲームグッズの倉庫にさせてもらい、その一角に飲食物系のコラボグッズを保管してありました。父親は、普段は海外に滞在しており定期的に日本に帰ってくるのですが、その時に「倉庫に食べ物が放置してあって危ない」と思ったようです。実際のところポーション以外に、そこにあったゲームコラボアルコールも十数本空けていて、それらは普通に飲みきったとのことでした。

――ご両親は良かれと思ってのことだったとはいえ、ご自身としては相当ショックなことでしたね。

赤野さん:とはいえ、コレクション、特に食品関係の保管には時間的限界もあるわけで。今はそうした使われ方もまた、ゲームグッズの辿る歴史として味わいがあるなと思っています。

  ◇  ◇

アニメやゲームのファンの方々にとって、それらの作品のグッズは宝物。赤野さんのお気持ちは、コレクター趣味のある筆者にとっても、想像に難くありません。

しかしながら、今回の投稿への反響を受けて、赤野さんはこのように話してくれました。

「(リプライやリポストにて)自分も『ポーションを保管している』『花瓶に使っている』という声が多数あり、嬉しかったです。ゲームグッズを手に入れた状態のまま残すのが『剛』のコレクションとするならば、それとは対照的に、その文脈を風化させ日常の中に溶け込ませる『柔』のコレクションのあり方を見せてもらったような気がしました」

“無常”の世を生きる我々、形あるものが変化したり、失われてしまったりすることは宿命です。その意味では、収集したグッズの様態が変化していくさまを受け入れ楽しむのも、コレクターの本懐といえるのかもしれませんね。

■赤野工作さんのXはこちら
 →https://x.com/KgPravda

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