「リサイクル」や「物を長く使う」など、エコ意識が高い都道府県はどこなのでしょうか。全国の20歳以上の男女1000人に聞いたところ、電気や水・ガスなどの節約をしている人が多い都道府県の1位は「岩手県」でした。また、エコのためにこだわって行動をしている人が多い都道府県の1位は「山梨県」だったそうです。
ロート製薬株式会社が「人に地球に優しい都道府県ランキング調査」と題して2022年6月に実施した調査です。
はじめに、「小さくても、エコのためにこだわって行動していることはありますか」と聞いたところ、「こだわっていることがある」(16.8%)と「少しこだわっていることがある」(42.6%)を合わせると59.4%の人が「こだわっていることがある」と回答し、エコのために何かしらの行動をしている人が多数いることがわかりました。
これを都道府県別にみると、「こだわっていることがある」と回答した人が最も多かったのは「山梨県」でした。次いで、同率2位に「新潟県」「高知県」、同率4位に「鹿児島県」「宮崎県」という結果となったそうです。
また、「エコのために実践していること」については、「レジ袋をもらわないようにする」(67.8%)、「ゴミの分別やリサイクル」(67.3%)、「物を長く使う」(65.5%)といった回答が続き、ゴミ、食、エネルギー関連の行動を起こしている人が多くることが窺えたといいます。
2022年の夏は電気料金の高騰もあり、節電が多くのところで叫ばれています。そこで、「エコのために実践していること」の5位だった「電気や水・ガスなどの節約」をしている人が多い、「節約型のエコ上手な都道府県」を集計したところ、「岩手県」が1位に。次いで、2位に「滋賀県」、3位は「青森県」という結果になったそうです。
また、最近はプラスチック利用量の削減のため、プラスチックラベルをなくした商品が数多く発売されています。そこで、「エコのために実践していること」の7位にランクインしていた「プラスチック利用量の少ない商品を選ぶ」と回答した人が多い、「商品選びでのエコ上手な都道府県」を集計したところ、1位は「新潟県」でした。次いで、2位に「沖縄県」、3位は「東京都」という結果になったそうです。