まさに今が旬のいちご。スーパーの果物コーナーにも真っ赤ないちごが並び始めました。ところで、「いちご」と聞いてイメージする都道府県はみなさんどこでしょうか。全国の20代から50代の約1500人に聞いたところ、1位を獲得したのは「とちおとめ」が有名な栃木県でした。また、上位にランクインした県には、それぞれ代表的ないちごの品種があるようです。
株式会社リクルートが発行する旅行情報誌「じゃらん」が2022年1月、インターネット上で行った「じゃらん 全国『いちご県』イメージランキング」調査です。「いちごと聞いてイメージする都道府県」を聞いたところ、上位は以下のようになりました。
▽1位:栃木県
「とちおとめ」をはじめ、「スカイベリー」や「とちひめ」など多様な品種を生産。自然豊かな風土と、夏と冬、そして昼と夜の寒暖の差がいちご栽培に適していることから、いちごの生産量日本一の県。
▽2位:福岡県
「赤い・丸い・大きい・うまい」の頭文字を合わせた「あまおう」の産地。お土産のお菓子にも使用されるなど身近なところで目にする機会も多く、「スーパーでよく見る」「福岡といえばこれ!」などの声も多かったとのこと。
▽3位:静岡県
「紅ほっぺ」や「章姫」などの品種のイメージと共に、いちご狩りにまつわるコメントがたくさん寄せられていたとのこと。
▽4位:佐賀県
「佐賀といえば、さがほのか」との声が多数を占める中、同県で20年ぶりに誕生した新品種「いちごさん」を挙げるコメントもあったとのこと。
◇ ◇
そのほか、5位以下にランクインした県にも、茨城県「いばらキッス」や千葉県「チーバベリー」など様々な品種があったといいます。
調査した同誌は「全国各地では、いちご狩りをはじめ、様々ないちごスイーツを楽しむことができます。やわらかな果実のため出荷に向かずいちご狩り農園でしか味わえない品種もあるので、お気に入りのいちごをぜひチェックしてみてください」とも述べています。