甘酸っぱくて美味しいいちごが店頭にならぶ季節です。家庭でのいちごの食べ方は「そのまま食べる」が多そうですが、簡単にいつもと違ういちごが食べられるレシピが話題になりました。「これはいちご農家の娘のわたしがよくやるライフハックなんですけど、小粒の苺ははちみつに絡めて表面をコーティングして冷凍するとカチカチにならずにシャリシャリの天然シャーベットと化すのでめちゃんこ美味しいです。そのまま炭酸やお酒に入れたらもう最強、優勝ってなる。」と礼(@hana0the0world)さんがツイートしたところ、3.5万リツイートと8.3万いいね!がつきました。
リプ欄には「あした必ずやります!なんて、美味しそう❗」「真似しちゃおっと」「持て余し気味のハチミツある!やりたい!問題は知覚過敏だ!!」などのほか、「びっくりぎょうてんするほど 幸せの美味しさでした ありがとうございました」と作ってみた人や、「これは知らなかった。早速試してみようかな」と同業のいちご農家さんもコメントしました。
整体の個人サロンを営む礼さん(サロン:@narihira8252017)は「ついつい食べ過ぎてしまうおいしさですが、いちごは体を冷やす作用があり、このレシピはさらに冷凍するので食べ過ぎには注意してください」と話します。いちごの天然シャーベットの作り方のコツを聞きました。
──小粒のいちごというのがポイントなんでしょうか?
小粒がいいというより、大粒はそのまま食べた方がおいしいと思うのでしないです。どちらかというと持て余し気味な小粒を美味しく食べる方法です。
──はちみつの量はどのくらいがおすすめですか?
コーティングが薄いとカチカチになってしまうので、コツははちみつの量をケチらないこと。イチゴを寄せてはちみつが下に落ちてしまわないようにするといいようなので、私はできるだけおしくらまんじゅうさせた状態で冷凍庫に入れます。
──いちご農家さんも反応するほど話題になりましたね。
正直、我が家では小粒いちごがあったら昔からやっていた方法なので、こんなに反応があると思っていなくてびっくりしました。いちご農家としていちごの需要を高める一助になってくれればいいな、と思います。それと推しの作品「上橋菜穂子著『鹿の王』」の映画化が広まればいいな。
──ご家族はどんな反応でしたか?
我が家は家族の仲がよくて、今回のツイートをLINEで送ったら了解のスタンプとともに「すげぇw」「やべぇww」と妹3人と弟1人が騒いでいました。いちご農家をしているのは父ですが、まだ父とは直接この話をしていなくて妹から父に伝わっていると教えてもらいました。父が喜んでくれていたらいいなと思っています。近いうちにドヤ顔で実家に帰る予定です(笑)