世界全体で収束させるために、助け合わないと、パンデミックは終わらない。
以前より同じことを申し上げて恐縮ですが、現代社会は、グローバル化が進み、航空網が発達し、ウイルスはたちまち世界中を駆け巡ります。自国だけ・自分だけ助かろうと思っても、結局は、感染を止めることはできません。自分を・自国を助けたければ、他者や他国を助けることが必要になります。「ウイルスを日本に入れない」ことはもちろん大切なのですが、それだけではダメで、「世界全体で抑える、そのために助け合う」ことが、求められます。
したがって、人道的な意義だけでなく、こうした視点からも、欧米やWHOは、人工呼吸器や酸素圧縮機、ワクチンや治療薬等を至急インドに提供することにしています。
自国を守るため、世界を守るため、一人ひとりの努力が求められます。
【参考】
・世界の感染状況
・世界の新規死者数
・国立感染症研究所
・訪日外客数、出国日本人数(日本政府観光局)
・変異株流行国・地域の指定(4月28日)(厚生労働省)
・世界のワクチン接種状況