LINEは日本で一番多くの人が利用しているSNSです。新型コロナ関連の情報を取得するために使っている人も多いでしょう。LINEでは、秋の台風シーズンに先駆け、簡単にハザードマップを確認し、日頃から避難行動について知ることができるLINE公式アカウント「内閣府防災」を開設しました。
大事な時に役立つホットライン
コミュニケーションアプリ「LINE」は、2011年3月の東日本大震災をきっかけに、大事なときのホットラインとして使えるSNSとして誕生しました。
新型コロナ関連では、全国調査や都道府県のLINE公式アカウントで、各人の健康状態を確認し、状態に合わせて必要な情報を届けています。
台風・豪雨時、どう避難したらいいのか日頃から確認できる
2020年9月4日には、台風・豪雨時における避難行動を日頃から理解しておくためのLINE公式アカウント「内閣府防災」を開設。LINE上で簡単に居住地域のハザードマップや警戒レベルによってどこに避難したらいいのか確認することができます。
今まで、ハザードマップは行政のホームページや配布されたチラシを見て、居住地の情報を取得するしかなかったのですが、居住地の情報を知る必要性は感じても、知らなかった人も多いのではないでしょうか。LINEで簡単に地域のハザードマップを確認できるようになったことで、日頃から自分の避難行動を理解しておくことができるようになりました。災害に対する意識を高めていくのにも役立つツールだと言えるでしょう。
避難行動判定フローは、個人が「自分の命は自分で守る」ためにも活用できますが、行政機関が災害対応や被災者支援のために活用することもできます。
CSRの一環として社会に貢献したい
LINE担当者は、「スタンプを使ってトークを楽しむなど、さまざまなサービスを提供していますが、同時に、社会課題を解決していくという使命感も併せ持っているといい、台風や新型コロナなど国難の時だからこそ、LINEを活用してもらうことに力を入れている」といいます。
「避難行動判定フローを確認できる内閣府防災のLINE公式アカウントもCSR(企業の社会的責任)として捉えていて、無償で協力しました」
手軽に直感で操作していけるLINE、早速居住地のハザードマップや避難情報のポイントを確認してみてはいかがでしょうか。