忍者は、実は手裏剣を使わなかった!では、何を使っていたのか?

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山田雄司監修「そろそろ本当の忍者の話をしよう」
山田雄司監修「そろそろ本当の忍者の話をしよう」

 7月に「年収945万円にもかかわらず忍者不足。三重県伊賀市が忍者を募集」という誤報がSNSを中心に世界を駆け巡った。そのため、同市役所には海外から問い合わせが殺到、同市の岡本栄市長が否定の記者会見を開く、異例の事態までに発展した。

 今回の一連の騒動は思わぬ波紋を呼んだが、外国人の「忍者」への関心の高さがうかがえた。ただ、日本人で、忍者に関して説明ができる人は意外と少ない。

 忍者研究の第一人者である三重大・山田雄司教授は、今月発売の自身が監修をつとめる書籍で「忍者は、実は手裏剣を使わなかった」と記した。忍者というと「ドロンする」なんて言葉が使われるように、白煙をあげて消える、手裏剣で戦う、というのが一般的なイメージだ。

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