いつの時代も受験生や就活生を悩ませる「小論文」。明確な模範解答があるわけでもなく、対策が難しくて敬遠しがちの方も多いのでは?そんな「小論文」の実力を向上させる魔法のような原稿用紙があるという。その名もズバリ「小論文が、よく書ける原稿用紙。」だ。
実は開発者の本下瑞穂さんは以前に「読書感想文が、よく書ける原稿用紙。」も考案。この商品、まず最初に付属の漫画やイラストを用いたメモで文章構成を練ることからスタートする。何をどのように書くのかを視覚的にイメージしてから文章を書き出すので、すらすらと筆が進む…というワケ。「小論文が、よく書ける原稿用紙。」は、その“進化系”とも言える代物となっている。
大きな特徴は「的」「弓」「矢」の3項目で執筆のコツを例える「小論文弓矢方式」だという。詳しい説明は割愛するが、3項目のいずれも「読書感想文」の時と同様にイラストを使って説明されており、視覚的にイメージを立ててから実際の小論文を作成する流れ。“魔法の原稿用紙”の小論文バージョンといった感じだ。
本下さんの職業はグラフィックデザイナー。これがイラストを使うという独特なアイデアにつながったのだろう。また「学生さんにご協力いただけたことで、小論文を書くユーザー世代が受け入れやすい商品が完成しました」と振り返るように今回の商品開発には神戸大、岡山県立大の現役学生も携わっており、実用性の向上にも自信を見せる。
受験を乗り切って学校や会社に入っても、レポート、企画書作成など「小論文」との縁はなかなか切れないもの。間もなく始まる新学期。“魔法の原稿用紙”でスキルアップを目指すには、いい機会かもしれない。