ノッキングの対策方法は?
ノッキングが起きないようにする対策方法を解説します。基本的には車を正しく使うことが対策だと言えます。
▽ハイオクを給油する
ノッキングを予防、対策するためには燃焼しにくいガソリンを使うことが効果的です。ハイオクガソリンの特徴のひとつが、レギュラーガソリンよりも燃焼しづらい点です(=オクタン価が高い)。
よって、ハイオク仕様の車にはかならずハイオクを給油しましょう。万が一、レギュラーガソリンを入れてしまうと燃焼しやすい特徴により、想定より早いタイミングで燃焼が起きる(=ノッキング)の原因となってしまいます。
レギュラー仕様の車であれば通常ノッキング現象は起きませんが、もし発生することがあって車のメンテナンス状況に問題ないのであれば、ハイオクガソリンを入れて様子を見てみるのもよいでしょう。
▽燃料添加剤を投入する
燃料添加剤にはシリンダー内部に堆積したカーボンなど、ノッキングの火種となってしまうものを除去する洗浄効果があります。
特に直噴エンジンの場合はカーボンが発生しやすいので、定期的な添加剤の使用は非常に効果的です。
▽定期的なエンジンオイルの交換
直接的に大きく原因となるわけではありませんが、エンジンオイルの交換も大切なノッキング対策のひとつになります。
エンジンオイルには耐ノック性としても有効な冷却効果を有しています。
また、エンジンオイル交換を怠るとエンジンオイル量が低下し、性能も大幅に低下することでエンジンを健康な状態で保つことが難しくなってしまい、エンジンにとっても負荷が大きくなってしまいます。これは結果的にノッキングが発生しやすい環境を作ってしまうことになります。
▽定期的なスパークプラグの交換
スパークプラグは燃焼室内の混合気に点火するための重要な部品です。スパークプラグは消耗品なので定期的な交換が必要となります。劣化したスパークプラグは火花が弱くなり、不完全燃焼を招きます。その結果、異常燃焼やノッキングの原因となってしまうことがあります。
▽チョイ乗りを避ける
チョイ乗りが極端に多いと、低速でエンジン回転数も低回転域を使うことが必然的に多くなり、燃焼室内にカーボンが堆積しやすくなります。
ノッキングの原因となるカーボンの堆積を避けるためにもチョイ乗りは避け、使用環境からどうしても難しい場合には、なるべく定期的に長距離走行もおこなうことが大切です。
整備士のまとめ
ノッキング現象はエンジン不調やハンチングと勘違いされることも多いですが、スパークプラグでの点火後の意図しないタイミングでの異常燃焼によって発生する現象を指す言葉です。
ハイオク指定の車にはかならずハイオクガソリンを給油することと、車のメンテナンスを怠らずに健康を維持してあげることがノッキングを起こさないためにも大切なことです。
ノッキングが疑われる場合は燃料添加剤の投入も有効ですが、正確な原因の特定は簡単ではないので症状が続く場合には、プロの整備士に車を診てもらうことをおすすめします。
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◆整備士・ヒロ
国産ディーラー、輸入車ディーラーで勤務してきた2級自動車整備士。整備士経験は10年以上で、過去にはエンジニアとして全国規模のサービス技術大会に出場したことも。 車の整備に関する情報をX(旧Twitter)で発信している。
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【監修】中古車のガリバーが運営・クルマのギモンにこたえるサイト「norico」編集長・村田創
中古車のガリバーに勤務して20年以上のベテランが車の知識をわかりやすく解説します。車のことは、多くのメーカーを横断して取り扱うガリバーにぜひ聞いてください。「車ってたのしい!」を感じてほしいと思っています!
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