車に乗っていると、思わぬ故障やトラブルに見舞われることがあります。予兆のあるものから、突然発生するものまでさまざまですが、メーカーや車種を問わずよくある故障というものがある程度あります。
本記事では、どんな故障が多いのか、具体例を示しながらその症状や対処法について現役の整備士がわかりやすく解説します。
車でよくある故障をランキングで紹介
車でよくある故障は、レッカーサービスの出動理由からある程度見えてきます。JAFの「よくあるロードサービス出動理由」を参考に、わたし自身の日常業務も考慮したうえで、独自でよくある故障ランキングを作成しました。
▽1位.バッテリートラブル
バッテリートラブルは特に真夏、真冬に多いです。症状の大半は、バッテリー上がりによってエンジンを始動できないことがあげられます。
単純なバッテリーの劣化であればバッテリー交換で済みますが、バッテリーが早期劣化する原因が他にあったり、発電機能に異常がある場合もあります。バッテリーのよくあるトラブル事例については 後の章で詳しくご紹介しています。
▽2位.パンク、バースト
タイヤのパンクやバーストは不慮のものと思われている方が多いですが、日々の空気圧メンテ不良、タイヤの劣化や摩耗を放置しているケースも多くあります。重大な事故につながるリスクもあるトラブルです。
車のタイヤがパンクしたときの対処法。見分け方と原因も整備士が解説
▽3位.先進運転支援システムの誤作動
自動ブレーキに代表されるような先進運転支援システムは便利な反面、ドライバーの意図しない動きをしたり、逆に反応しなかったといった不安や不満の声が多く聞かれます。
先進運転支援システムのよくあるトラブル事例については 後の章で詳しくご紹介しています。
▽4位.ナビ、コネクティドシステムの不具合
最近では、ナビ・オーディオシステムが車両システムに統合されている車が増えています。CarPlayやAndroid Autoを接続したり、HDMIを接続して多様な使い方ができるようになりましたが、「正常に作動しない」「フリーズする」といったトラブルに見舞われることがあります。
ナビ、コネクティドシステムのトラブル事例については 後の章で詳しくご紹介しています。
▽5位.ライト類の球切れ
割と軽視されがちですが、ライトが正常に点灯していない状態も立派な故障のひとつです。「自分には支障がないから大丈夫」ではなく、周囲の車や人を惑わす恐れがある自覚を持つことがドライバーとしての責任です。