大阪府東大阪市にある喫茶店「喫茶すず」の再始動をとらえた動画が、SNSで大きな反響を呼んでいる。
投稿されたのは、8年前に閉店した祖母の喫茶店を、孫であり現役大学生の店主が再び開ける様子。
当時の面影を色濃く残した美しい内装が現れる動画には、「タイムスリップしたみたい」と感動の声が広がり、8万回再生を記録した。なぜ、再び開くことにしたのか。店主である秦さんに話を聞いた。
――8年ぶりにシャッターを開けたときの感想は?
秦:止まっていた歴史を動かす楽しみと同時に、この場所を継いで再オープンさせる責任感を強く感じました。シャッターを上げた先に広がっていた、昔を感じることのできる内装は、今でも一番印象に残っています。
――8年間、完全に閉ざされていたんですか?
秦:いえ、現在も営業している露店居酒屋の仕込み場所として活用されていました。でも、仕込み場所として使っているだけではもったいないほど素晴らしい内装だったので、この空間を生かして喫茶店を再開しようと決めたんです。
――リニューアルなどは考えませんでしたか?
秦:大胆な改装は、あえてしていません。先代がきれいな状態で残してくださったので、その遺志を継いでいきたいという思いがあったからです。以前の内装や、先代が大切にしていた備品をそのまま使うことを、何よりも大切にしています。
――営業時間が「朝5時から」である理由は?
秦:近くに喫茶店はたくさんありますが、自分たちのポジションを確立するために、あえて他店が開いていない早朝からのオープンを選びました。ご来店されるのは、お仕事終わりの方や、早朝からお散歩をされている方、これからお仕事へ向かわれる方などさまざま。静かな時間帯に、この空間を楽しんでいただけるのは、私たちにとってもうれしいですね。
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動画には「おばあちゃんが守ってくれるはず」「近所だから通いたい」「静寂感いいですね」などのコメントが寄せられた。これから地域の人々が早朝から集える「新しい居場所」として、成長するのではないだろうか。
【喫茶すず関連情報】
▽Instagram
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