山中にコンドームが落ちている理由が、SNS上で大きな注目を集めている。
「たまに山の中でコンドーム落ちてることあるけど、あれはハンターが銃にコンドームつけていて、撃ったあと破棄した後だって師匠が教えてくれたことがある」
とその事情を紹介したのは、ジビエレザー専門店VARIED代表で猟師としても活動する長谷川貴大さん(@varied4203)。
山中にコンドームが落ちているのは、雨や雪、泥、砂などが銃身の中に入るのを防ぐためだという長谷川さん。銃身に異物が入ったまま発砲すると銃口が裂け、思わぬ大事故につながってしまうそうだ。
「若手のころはこれで仲間内で笑ってたが、内容を知ってからは『ゴミ捨てやがって!』ぐらいしか思わなくなってしまった」という長谷川さんにお話を聞いた。
――山中でコンドームを見かけることは、よくあるのでしょうか?
長谷川:頻繁ではありませんが、猟場や林道周辺で時折見かけることがあります。特に巻き狩り(集団で狩猟をする手法)や忍び(1人~3人程度で獲物を追いかける手法)が多く行われている地域では、比較的多く見られる傾向にあります。
――コンドームの使用用途を知った際の感想を。
長谷川:最初はなぜ山中に落ちているのか不思議でしたが、用途を知った際には驚きとともに、狩猟をしていなければ知ることのない世界だと感じました。コンドームは、けがをした際の止血にも使えるため、狩猟装備の医療キットに入れているハンターもいます。
――投稿に対し、大きな反響がありました。
長谷川:多くの方が興味を持ってくださり、狩猟や山の現場について知っていただくきっかけになったことを、うれしく思っています。
◇ ◇
SNSユーザーからは
「すげ!これは初知り」
「ベトナム戦争で米兵が始めたんだよな」
「異物の侵入を防ぐのにぴったりなのか。軽くてそれなりに頑丈で」
「小説版のプライベート・ライアンでノルマンディーに上陸する揚陸艇でも描写があったな…」
「知らなかった、 でも知ったので野外でコンドームを見たときにドヤ顔で説明できます」
など、数々の驚きの声が寄せられ、87万回を超えるインプレッションを記録した今回の投稿。今後、山中でコンドームを見かけた方は「これがあの!」と本稿を思い出していただけると幸甚だ。
なお、長谷川さんが営むVARIEDでは熊革、猪革、鹿革などさまざまな獣革を取り扱っている。生きた状態から製品に至るまでの全ての工程を見てきた職人ならではの経験から、どのような製品を作りたいか相談すれば最適解を提案してくれると評判だ。もしご興味ある方は、ぜひホームページをチェックしていただきたい。
【長谷川貴大さん関連情報】
▽Xアカウント
https://x.com/varied4203
▽国産ジビエレザー専門ブランド「VARIED」
https://jibie-varied.com/