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車のタイミングベルト、交換時期の目安は? 放置するとエンジンに深刻なダメージが…仕組みや切れる前兆を知ろう【整備士が解説】

村田 創(norico by ガリバー) 村田 創(norico by ガリバー)

タイミングベルトの交換時期

タイミングベルトの交換時期は、国産車の場合で「走行距離10万km」が目安です。

なお、タイミングベルトはゴム部品のため、年数が経過すると劣化が進むので「走行距離10万kmまたは10年のいずれか早いほう」とされることもあります。

国産車ほど部品に耐久性や信頼性の見込めない輸入車の場合だと、「走行距離5万kmまたは5年ごと」を目安に交換を推奨されることもあります。

わたしが実際に整備したことがある輸入車で、初回車検(3年)3万km走行の車で、タイミングベルトの劣化が著しく、このままでは次回の車検(5年)まで保たずに切れてしまうだろうという事例がありました。

これはモータースポーツ(車両競技)を頻繁におこなっているという特殊な使用環境に起因していたのですが、交換時期の目安はあくまで目安であり、車の使用状況や保管状況によりタイミングベルトの劣化の進捗は大きく異なるわかりやすい事例だと言えます。

タイミングベルトが切れる前兆はある?

運転している際にタイミングベルトが切れる前兆や違和感はありません。切れるときは、あるとき突然やってきます。

法定12カ月点検や車検のときに、プロの整備士にタイミングベルトの劣化状態を点検してもらい、その状態を把握することくらいしかできません。

タイミングベルトではなく、タイミングチェーンなら交換は不要?

現在、ほとんどの車で採用されているタイミングチェーンは基本的にメンテナンスフリーとされており交換は不要です。

ただし、オイルのメンテナンス状況が悪いといった要因により、「タイミングチェーンが伸びてしまいチェックランプが点灯する」という事例が稀にあります。この場合はタイミングチェーン部品の交換や修理が必要となります。

タイミングチェーンの交換はタイミングベルトの交換と比較すると費用が高くなる傾向にあるので、エンジンオイルの交換は適切なオイルを使用して、定期的に確実におこなうようにしておきましょう。

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